飼い主から逃走して冒険していたハスキー犬、排水溝から出られなくなってしまう
 排水溝や雨水管に挟まって救助される動物は結構いるもんだが、それが犬というケースは大変珍しいと、このハスキー犬を助けた地域の動物管理官スタッフは語った。

 どうしてこうなった?と問いただしたいのはやまやまだが、ハスキー語が理解できないと無理だろう。


 飼い主の手から逃れ、地域を冒険した結果ここにたどり着いてしまったようだ。でもって無事救助され、飼い主に引き渡されたそうだ。

はまってしまってワンワンワワンなハスキー犬 アメリカ、・ケンタッキー州レキシントンで異例の動物が雨水管の排水溝に詰まっているところを発見された。

 この犬はシベリアンハスキーのセバスチャンで、飼い主の手から離れ、ひとり冒険の旅に出ていたのだが、結局ここから出られなくなってしまったようだ。

 何件かの通報を受けたレキシントン・ファイエット動物管理局はすぐに救助に向かった。

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 現場に向かった動物管理菅のジャイ・ハミルトンさんは、「通常、排水管にはアヒルやカモのヒナが落ちたり、猫が暖を取るために入ったりするのですが、まさか犬が入り込んで出られなくなっているなんて、14年間のキャリアの中で初めてです」と語った。

 セバスチャンは「てへぺろ」な感じを演出している。

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 こんな逆境にあるにもかわらず、まるでこの状況を楽しんでいるかのようにも見える。

 ハミルトンさんはセバスチャンを引き上げようとするも、鳴き声をあげながら、近づいては逃げ、また近づくといった行為を繰り返していたという。

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 だがようやく捕まえることができた。

 セバスチャンは一旦市の保護施設に連れて行かれた後、飼い主探しが始まった。

 飼い主はすぐに見つかった。
飼い主はセバスチャンを特徴付ける詳細な説明をしており、ハミルトンさんが送った動画を見て「100%私の犬、セバスチャンです」と認めたのである。

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 そうしてセバスチャンの冒険は終わり、無事飼い主に引き渡された。

 はたしてセバスチャンは今回の冒険をどう思っているのだろう?結構楽しかったと思っちゃっていたのなら、次なる冒険へと旅立つ可能性もある。

 飼い主はしっかりとセバスチャンから目を離さないよう、より一層の監視が必要となるだろう。

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written by parumo

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