猫じゃなくて犬!?ジャーマンシェパードが7.6メートルの木から降りられなくなってしまうアクシデント
 アメリカ、カリフォルニア州で飼い犬であるジャーマン・シェパードのルナ(生後10か月)が迷子になった。

 飼い主が心配してあちこち探しまわるがルナの姿はどこにも見当たらない。
すると翌日、自宅近くの森を探していた友人から連絡が入る。

 高さ7.6mもある木の上に何か動物がいると。まさしくそれはルナだったのだ!

迷子になっていた犬が高い木の上で発見される カリフォルニア州エルドラド郡で、ブライアン・スパイズさんの飼い犬、ジャーマンシェパードのルナ(10か月、メス)が迷子となった。

 心配したスパイズさんは友人たちの力をかりながらあちこち探しまわった。この森にはクマやオオヤマネコ、コヨーテなどが出没することから、スパイズさんの不安は極限状態に達していた。

 ルナが行方不明になってから約1日後、スパイズさんは一緒に探してくれている友人のルカ・ボグダノビッチさんからの電話を受けた。

 ボグダノビッチさんが運転中にふと左側を見たら、木の上に何かがいるのを見つけたのだ。

[画像を見る]

 猫はよく木に登って降りられなくなることはあるが、高さ7.6mもある木にまさか犬が、と思いきや、なんとそれはルナだったのだ。

 ルナがどうやってこの木に登ったのは不明だが、彼女が無事だったことが何よりも重要なことで、スパイズさんはホッと胸をなでおろした。

[動画を見る]

木の上からルナを無事救出 ボグダノビッチさんの連絡を受けスパイズさんはすぐ現場に向かった。

 スパイズさんは作業用トラックに積んだ伸縮はしごを使ってルナに到達し、彼女を抱えて慎重にはしごを降りた。

 ルナは無事に地上に戻ることができた。
その日ルナはぐったりとしてずっと眠っていたが、目が覚めるとすぐに元気を取り戻したという。

[動画を見る]

 スパイズさんはこの件である教訓を経た。もしまたルナが行方不明になったら、地面だけじゃなく、木を見上げて探さなければならないと。

 それにしてもどうやってこんな高い木に登ったのだろう。何かに追われて木に逃げたのかもしれないが、一部の犬は木登り能力も高いようだ。

 という前にもジャーマン・シェパードが猫を追いかけて高い木に登り降りられなくなってしまったという事案が発生したが、ジャーマンシェパードは強い後ろ足と鋭い爪を持っているため、これにより木の幹にしっかりとしがみつくことができるので、他の犬よりも木登りができるようだ。

written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。
編集部おすすめ