こんなに仲良しになったよ。サモエド犬と子猫の友情が育まれるまでの記録
 犬と猫にはそれぞれの特性があってそれぞれに良さがある。異種の両者だが、一つ屋根の下で暮らしていくうちに交流を深め、友情が育まれていくのを観察していくのは飼い主にとって至福の楽しみだろう。


 大型犬のサモエドが暮らす家に、小さな子猫が新たに家族として加わった。サモエドはすぐに子猫に興味を示し、ずっとその成長を見守り続けていた。

 子猫はサモエドの愛に包まれながら、常にそばに寄り添い、じゃれあったり毛づくろいをしたりして、今では離れられない仲になっているという。

 この動画はサモエド犬と子猫の約6か月間をまとめたものだ。さあ、セロトニンブーストタイムに突入しよう。

大型犬サモエドと子猫の約6か月間の記録 この家にやってきたばかりの子猫はバーナードと名付けられた。もともと家にいたサモエドのカヤは、新たな家族を快く受け入れた。

 大きな体で傷つけないよう子猫のバーナードと一緒に遊んであげる。

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 幼いバーナードは容赦なくカヤにじゃれついてくるが、噛まれてもまったく動じないカヤ。爪とぎや猫じゃらしの役目をその大きな体で果たしていたようだ。

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 やさしいしモフモフのカヤにすっかり心を許したバーナードは、毛づくろいをしたりマッサージをして、カヤをいたわってあげたりなんかもする。

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 でもやっぱりその白い巨大毛玉にじゃれつくのが大好きなようだ。


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 約6か月がたった今、カヤとバーナードは常に一緒にいるという。

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 犬を飼っている人が後から猫を迎え入れたり、猫を飼っている人が後から犬を迎え入れることは多いようで、2020年8月のPLOS Oneの研究によると、多くの犬と猫が同じ屋根の下で生活しており、そのほとんどは平和に仲良く暮らしているという。

 一つ屋根の下で同じ飼い主の元で過ごす彼らは、種が違っても同じ家族として認識しているのかもしれない。

 犬派とか猫派とかいう人もいるけど、どちらも古くから人間と暮らしを共にしてきた動物たちだ。先入観があるだけで、飼ってしまえば、犬を受け入れられる人は猫も、猫を受け入れられる人は犬も受け入れることが可能なのだろう。みんな違ってみんなかわいいペットなんだもの。
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written by parumo

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