前世でつながっていた？犬とゴミ収集作業員の特別な絆が尊い

　フレンドリーな犬は日常で出会う様々な人に好意を示すが、その中には「この人は別格！」と言えるほど、会えるのを待ち焦がれている特別な人もいるようだ。

　アメリカの集合住宅に住む女性は3年半ほど前に保護犬を引き取った。以来毎朝、散歩の時間になると外に連れ出すのだが、その時間帯にはゴミの収集車が止まっており、作業員男性がいる。

　男性は犬の存在に気が付いた。犬も男性の存在に気が付き両者はずっと見つめあっていた。女性は「私の犬をあなたに紹介させてください」というと、男性はうれしそうに、最大限の愛情で犬をなではじめたのだ。

　以来犬と男性の間には特別な友情が芽生え、犬は毎朝男性に会えることを楽しみにしている。男性も同様で、とにかく抱き合う2人の様子は誰もが笑顔になるほど尊いのだ。

ゴミ収集作業員と特別な絆を結んだ飼い犬　イリノイ州シカゴのマンションに住むハンナ・ウィルソンさんは、2020年11月に施設から保護犬（メス）を引き取り、ハニーと名付けた。

　ハンナさんは、毎朝決まった時間にハニーを散歩に連れて行きトイレをさせるのだが、その時間にはゴミ収集車がきていて、作業員男性が仕事をしている。

　ある日男性はハンナさんの犬の存在に気が付いた。犬も男性の存在に気が付き、両者はしばらくお互いに見つめあっていた。

　男性は犬が大好きなようだ。そこでハンナさんは、「私の犬をあなたに紹介させてください」というと、男性は大喜びで犬を撫で始めた。

　犬も男性をすぐに受け入れ、とても幸せそうな表情を見せた。

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特別な絆で結ばれた犬と男性、毎朝の挨拶が日課に　それ以来、ハニーにとってジョーさんという名の作業員男性と熱い挨拶を交わすのが日課となった。

　ハニーにとってジョーさんに会えることが、一日の中で最も好きな時間であり、ジョーさんの姿を見ると彼女の興奮は抑えきれなくなり、どんなに制御してもリードを引っ張って、ぐんぐんジョーさんに向かって進んでいくという。

　毎日会っているのに、毎回長い間会えなかった親友のように熱い抱擁を交わすジョーさんとハニー。ハニーは彼の顔にキスをしまくり、無防備にお腹を出して身をゆだねる。

　ハンナさんは2人の様子を見ていると、特別な絆で結ばれた最高の友情がそこにあることを証明しているという。

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　「もしかしたらハニーとジョーさんは前世で深いつながりがあったのかもしれない」とハンナさん。

　ハニーはゴミ収集車の音が聞こえるといてもたってもいられなくなり、窓に駆け寄り車がないかどうかを確認するという。

　そこに車があると、朝の散歩以外の時間でも、ハニーを連れて彼に会いに行くこともあるという。

　やはり両者には他の人にはわからない特別な何かがあるようだ。

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　この動画は多くのネットユーザーを魅了した。「ジョーさんが犬に愛情を示すために手袋を素早く脱ぐ様子が尊い」とコメント。

　するとハンナさんは、「ジョーさんはゴミが手元にあるときでも、それを一旦置いて犬との挨拶を最優先するの」と回答。例えゴミを片づける作業が二度手間になっても、ジョーさんはハニーとの挨拶が大事なようだ。

「ジョーさんにとっても仕事の中で最高に楽しい時間なんだろうね」、「犬がジョーさんの1日の始まりを明るくさせている」などのコメントも上がった。

written by parumo

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