犬の保育園に部屋が2つある理由。性格に応じて別けられていた
 犬は明るく元気なイメージがあるが、人間や猫同様、それぞれに個性がある。仲間と一緒にはしゃぎまわるのが大好きな活発なタイプもいれば、できれば静かにゆっくり過ごしたいおとなしいタイプもいるのだ。


 アメリカ、ワシントン州にある犬の保育園(デイケア)では、犬たちの性格を考慮し、部屋を2つに分けているという。

 それぞれの部屋の様子を見れば、どちらがどちらのタイプなのか一目瞭然で興味深い。

犬の性格に考慮し2つの部屋を設けている犬の保育園 犬の保育園(デイケアセンター)は、飼い主が仕事や用事で外出するときに、犬がさびしくないように、代わりに犬のお世話をしてくれる施設のことだ。

 犬が十分に運動できるよう、広い遊び場を用意し、散歩に連れて行ったり、基本的なしつけを行ってくれるところもある。

 アメリカでは多くの犬の飼い主が利用する一般的な施設だ。

 ワシントン州にある「ジャックス・ドッグドロップ」では、室内の部屋を2つ用意している。
犬の性格に合わせて、どちらの部屋に入れるかを決めているのだ。

 1つの部屋はエネルギッシュで活動的、じゃれあって遊ぶのが大好きな犬を集めた「外向型ルーム」、そしてもう1つの部屋は、静かに落ち着いて過ごしたい犬が集めた「内向型ルーム」だ。

[画像を見る]

 その違いはInstagramnに投稿された動画を見れば一目瞭然。

 外向型ルームではワキャワキャしているけど、内向型ルームの犬は誰一人騒ぐ者はいない。

 外向型ルームでおとなしくしているのは遊びすぎてエネルギーを使い果たしているので、充電が終わればまたスイッチを入れたかのように活発になる。[画像を見る]  犬を飼った経験のある人は知っていると思うが、知らない人は犬は総じて明るくて活発だと認識している人も多い。


 でも実際には、みんな違ってみんな犬。個性豊かなのだ。

 前に「内向的な犬だけを集めた交流会の様子」をお伝えしたかと思うが、持って生まれた性格は簡単には変わらないのだ。

written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。