可愛いけどちょっと不気味?日本近海で新種発見!「ガイコツパンダホヤ」の可憐な映像を見てみよう
「不気味可愛い」と評判だった、日本の沖縄の海で発見された不思議なホヤ。先日、その正体が「新種だった!」と判明したニュースが流れたので、既にご存じのお友だちもいるかもしれない。


 しかしやっぱり何とも可愛いビジュアルなので、マランダーでも取り上げようと思うんだ。ぜひ楽しんでほしい。

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New Sea Creatures Look Like Skeletons and Pandas

 白時に黒い斑点…といえば、やっぱり思い浮かぶのはあれっきゃない!というわけで、ついたネーミングが「ガイコツパンダホヤ」。

 スケルトンのホネホネまで、自然の造形は奇跡と神秘に満ちている!

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 背景が暗いと、さらにホラー感が増す。

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 ところがピンクに囲まれると、可愛いパンダにしか見えなくなる。

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 口を開けて、何かをおねだりしているみたいだ。
ちなみにサイズは、1~2cmくらいなんだって。おそらくプランクトンなんかを食べているんだろうね。

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 沖縄の久米島に生息しているこの生き物、最初に話題になったのは2017年のことだそうだ。ダイバーがインターネットで紹介したのが始まりだったんだけど、まさか新種だったとは!

 そして今回、北海道大学の研究者が、実際にガイコツパンダホヤの採集に成功。いろいろと調べてみた結果、新種で間違いないことが判明したんだそうだ。学名は「Clavelina ossipandae」つまり「骨のパンダ」になったそうだよ!

 ところで今回は頭に「ガイコツ」がついてホラーな感じになっているけど、ただの「パンダホヤ」とか「ウルトラマンホヤ」なんてのもいるわけなんだ。
そしていったいどうして、こんな模様になったのかはよくわかっていないらしい。ホヤの世界も奥深いよね。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

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