画面の見過ぎによる目の疲れを改善させる簡単な眼の体操を専門家が伝授
 スマホにテレビにパソコンと、我々が画面(スクリーン)を見つめている時間はどんどん増えてきている。長時間画面を見ていると、目が疲れたり、痛くなったりしたことはないだろうか?

 これはデジタル眼精疲労と呼ばれており、多くの現代人が抱える悩みだ。


 予防医学と機能性医学の専門家のリーバイ・ハリソン博士博士はSNSを通じで、目の疲れをやわらげるための簡単な眼の体操を紹介している。

 コメント欄を見ると実際に改善されたという声もあがっているので、やり方を見ていこう。

画面の見過ぎによる目の疲れを改善させる体操 リーバイ・ハリソン博士はTikTok(@drleviharrison)で、デジタルストレスから眼を解放するための簡単な眼の運動を提案している。

 これらの基本的な運動は、日中に長時間画面を見て過ごす人にとって、眼の不快感を最小限に抑えるのに役立つそうで、疲れや痛みを改善し、目の健康を維持することができるそうだ。

 その方法はとても簡単、以下の通りだ。
1.背筋を正し、姿勢を整えた状態で座る。

2.上下左右に視線を動かす運動を行う(10回ずつ)
3.まっすぐ前を見てから、時計回り眼を1回転、反時計回りに眼を1回転(10回)
4.5秒から10秒間、眼をぎゅっと閉じて開ける(2回)
実際のやり方は博士が以下の動画で実践してくれている。
TikTokで動画を見る

 ハリソン博士の提案する眼の運動の映像には、「やってみたら痛みがとても早く消えた。ありがとう」、「本当に効果があった。ありがとう」と感謝する声も寄せられている。

 効果があるかどうかはもちろん個人差があると思うが、簡単なエクササイズなのでなんか目がしょぼしょぼするな、と思ったら試してみてもいいかもしれない。

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photo by iStock現代人の多くがデジタル眼精疲労を抱えている デジタル機器の普及により、画面を見る時間が増え続けている。
これにより、多くの現代人が、目の乾燥感やかゆみ、視力のぼやけ、頭痛、目の疲れなどの症状を経験している。

 これはデジタル眼精疲労(コンピュータービジョン症候群)と呼ばれており、PC画面で作業をする人の50%から90%が、これらの症状のいくつかを経験しているという研究結果も報告されている。

 とにかく画面を見ないようにするのが一番なのだが、そういうわけにもいかない人も多いだろう。特に仕事だと、症状がでても無理をしてしまう人が多いのも事実だ。

 あまりにも頻繁に起きるようなら、専門の医療機関に相談しよう。

written by parumo

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