「カールじいさんの空飛ぶ家」を再現した家に宿泊できる!映画の世界観に浸れるAirbnbの新サービス
 大好きな映画や物語の世界に飛び込んでみたい。その舞台を体験してみたい。
そう夢見たことのある人もきっと多いんじゃないだろうか。

 テーマパークなどで疑似的にそんな世界を体験できる空間はあるけれど、実際にそこで暮らしてみる、というのはまさに夢物語でしかない。だが、1泊だけなら?

 アメリカの宿泊サービスAirbnbでは、そんな夢空間に宿泊できるサービス「アイコン」を開始した。ピクサー映画の「カールじいさんの空飛ぶ家」や、マーベルコミック「X-MEN」の世界に泊まれるなんて、ファンにはたまらない経験なのではないだろうか。

 今回のこのサービスは、Airbnbのカテゴリーに新たに追加された「アイコニック」に登場したものだ。日本語ページにも早速掲載されているので、興味のある人は見に行ってみよう。
カールじいさんが直々にホストを務める「空飛ぶ部屋」 さて、最初に紹介するのがこちら、ピクサーの「カールじいさんと空飛ぶ部屋」をモチーフにしたこの部屋……いや、家だ。[画像を見る]  ディテールにこだわった再現度が見事過ぎる。部屋のホストはカールじいさんご本人という設定で、8,000個もの風船で吊り下げられている体である。

 クレーン車で吊り下げられている映像も掲載されているけれど、実際に吊り上げられたら酔っちゃいそうだけどどうなんだろう。

 この「空飛ぶ家」が存在するのは、ニューメキシコ州アビキューの、赤い岩に囲まれた大自然の中。映画の世界を追体験するにはうってつけの環境だ。


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image credit:Instagram

マーベル好きにはたまらない、ヒーローになれる学校に泊まる「アイコニック」にはこれ以外にも、さまざまな企画モノの宿泊施設を登場している。例えばこちらは、マーベルコミックス「X-MEN」のプロフェッサーXことエグゼビアの「エグゼビア高等学院」を模したもの。[画像を見る] 「ミュータントのお泊り会」が体験できてしまうというこの施設では、ウルヴァリンの部屋なんかも再現されていたりして、ファンにとっては嬉しい限り。

 お値段は一人あたり約1万5,000円と、意外とリーズナブル。宿泊者には正式な卒業証書とクラス写真が贈呈されるそうだよ。

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「ロッソ・コルサ」に囲まれてフェラーリ博物館での宿泊 次は車好きにはたまらない、なんとイタリアのマラネロにある「フェラーリ博物館に泊まってしまおう!」というコンセプト。
[画像を見る]  ホストは元F1ドライバーでフェラーリ・アンバサダーのマルク・ジェネ氏という設定。フェラーリレッドに囲まれて過ごす一夜は、忘れられないものになるに違いない。

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その他にもさまざまな企画が続々登場!「アイコニック」が提供する宿泊施設にはこんなものも。2016年に亡くなったミュージシャン「プリンス」のヒット曲、「パープル・レイン」をモチーフにした部屋はいかが?[画像を見る]  他にも、インドのボリウッド・セレブの豪邸に泊まったり、スコットランドの「シュレックの沼」に泊まろうという企画も。

 こちらはハロウィンでシュレックが留守にしている間、こっそり泊まってしまおうということみたいだ。

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image credit:Airbnb

 既に完売してしまった部屋も多いが、今月以降順次発売が開始される予定の企画もある。
今後さらにさまざまな部屋が追加されていくんじゃないかな。だといいな。

 興味のある人はぜひ動画や写真だけでも眺めて、実際に泊まった気分になってみてはどうだろうか。

「カールじいさんの空飛ぶ家」の中はこんな感じだそうだ。

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Inside the UP house by Airbnb

References:2024 Summer Release: Airbnb introduces Icons—extraordinary experiences from the world’s greatest icons / written by ruichan/ edited by parumo

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