
ドバイ水族館の巨大水槽の中でサメが出産した。その貴重な瞬間を目の当たりにした見学者たちからは「まるで魔法を見たかのようだ」と感嘆の声が上がった。
一部のサメはお腹の中で卵を孵化させ、母親から直接栄養をもらって成長し、ある程度成熟すると産み落とされる胎生だ。
このサメの子もへその緒がつながった状態で産み落とされ、すぐに元気に泳いでいったよ。
サメの貴重な出産シーンに立ち会った水族館の見学者たち
ドバイモール内にあるドバイ水族館で、感動の瞬間が訪れた。巨大水槽の中でサメのお母さんが出産したのだ。
お母さんのお腹から産み落とされた赤ちゃんサメ
その瞬間を目の当たりにした見学者たちからは感動の声が上がった。
サメの出産に立ち会える機会はめったにないため貴重な体験だ。
このサメは胎生型の出産をするサメで、お母さんのお腹から出てきた直後はへその緒のようなものでつながっており、いったん底に沈みかけたがすぐに元気になり、すいすいと泳ぎ始めた。
ドバイ水族館の巨大水槽は、 全長51m、幅20m、高さ11m、水量は約1千万リットルでエイ、サメなどおよそ83種類、3万匹以上の魚が展示されている。
この貴重な瞬間をとらえた映像が、ドバイ水族館の公式Instagramに投稿されると、「感動の瞬間、生命の誕生の神秘!」、「素晴らしい光景だ」などのコメントが上がった。
また、「自力で餌を取れるようになるまで別の水槽に移すべきだ」といったサメの繁殖に詳しい専門家のコメントも見られた。
このサメの種類は何なんだろう?メジロザメの仲間かな?詳しいお友達がいたら教えて欲しい。
追記(2024/09/10)コメント欄によると、尾鰭に特徴的な黒い縁取り、第二背鰭、臀鰭、胸鰭、腹鰭の先端が黒っぽくなっていること、成熟したメスだけど、見た感じ2mより明らかに小さい等の特徴からオグロメジロザメではないかとのことだ。
ちなみにこの水槽に使用されているアクリル板を作ったのは、日本のアクリル樹脂パネルメーカー「NIPPURA」社で、同社は世界の大型水族館の約70%に水槽用アクリルを提供している。