AI時代だからこそ哲学を──。人工知能が発達する今、「人間の知」を深め、考えることへの関心が高まっています。
◎ホンモノの哲学は“やさしい”
「 優しい」「励まされた」という感想を一つならずいただく哲学の入門書が、かつてあったでしょうか。しばしば難解と忌避されがちなフランス現代思想のエッセンスを易しく解説することに心を砕いたのはもちろんのこと、それを実生活に落とし込む動線の滑らかさも類例のないもののはずですが……。
しかし、考えてみれば、この本の秘められた趣旨は、「秩序から逸脱する生き方をいかに弁護するか」ということ。単に「易しい」だけじゃない入門書の「優しさ」は、現代思想と、あるいは現代思想とともに社会の現実と格闘してきた人だけが実現できる“やさしさ”なのかもしれません。
──学芸第三出版部 栗原一樹
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◎これは哲学の教科書ではない
巷に溢れる哲学入門書のなかでも、とびきり“悪趣味”なのがこの本です。なんたって、読者を一生かかっても解けないような、アリジゴクのような問いに引きずり込んでぐるぐる引き回し、頭をしびれさせて、書いた本人は幸せを感じているような本なのですから。──時間とは? 「私」とは? 人を殺して何が悪い? そもそも哲学なんて何の役に立つ? ……
しかし、しびれた頭の片隅で、こうも思うはずです、「ああ、このしびれこそ哲学することなのかも……」と。「教科書」を丸暗記したのでは味わえない、自分の頭で考えることの妙味を教える──これこそ「教科書ではない」教科書と呼んだ所以です。
──学芸第三出版部 栗原一樹
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◎哲学は「人間」から「実在」へ!
21世紀を迎えてから哲学の世界では大きな変動が起きています。今ホットな問いとは何か? それは「人間以後」の世界をいかに考えるか、というものです。「ポスト・ヒューマニティーズ」とも呼ばれるこの動向は、思弁的実在論、オブジェクト指向存在論、多元的実在論、加速主義、アクターネットワーク理論、新しい実在論など、狭い意味での「哲学」をはるかに超えた多様な領域に広がりつつあります。
──学芸第三出版部 互 盛央
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◎哲学って何?

哲学の謎

私・今・そして神 開闢の哲学

無限論の教室

わたしの哲学入門
◎古典に学ぶ

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

これがニーチェだ

超解読! はじめてのヘーゲル 『 精神現象学』
◎哲学をベースにしたエッセイ

新・考えるヒント

世界の適切な保存
◎次世代へのメッセージ

〈 子ども〉のための哲学

君はどう生きるか
◎最先端を知る

情報哲学入門