『40歳からは自由に生きる』(著:池田 清彦)
著者の池田先生曰く、人間の「自然寿命」は38歳と推定されます。生物学的には、自然寿命を超えた40歳以降は「おまけ」の人生となります。
本書では「健康に気を使わない健康法を」「自分の意に沿わない世間のルールは守らない」「実は運動になっていたという楽しみを探す」「40代、50代、60代、70代になっても恋にセックスに励む」など実践的なルールと、出来合いの人生観ではない、自分自身の規範を創ることを勧めます。
また生物における老いとは何か、死とは何かを知ることで、人間には限界、不可能というものがあることを知り、他の生物に対しても、文明の進化に対しても謙虚になれると言い切ります。老若男女を問わず、現代人必読の書。
──現代新書編集チーム 岡部ひとみ
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■レビュワー
◎担当編集者
現代新書編集チーム
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■本の紹介
◎40歳からは自由に生きる
長寿になってしまった人間としての日々を生きる読者の「生きる価値」とは何か。この問題を「人間の生と死」の生物学的視点から考察する本書は40歳以上の読者のみならず若い方にも読んで頂きたい必読書。
- - 主書名:『40歳からは自由に生きる』
- - 著:池田 清彦
- - ISBN:9784065293881
- - この本の詳細ページ:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065293881