連日行列、日清からカップ麺も発売された名店「らーめん杉千代」ですが、2009年に惜しまれつつ閉店。しかし、12年の時を経て2021年 四条河原町に復活オープンしました。
あの名店が四条河原町で復活!
今回のお目当てのお店は、四条河原町の交差点近く。OPAの向かいにあるリンガーハットの通りを東へすすみます。


2009年に惜しまれつつ閉店しましたが、12年の時を経て四条河原町に復活しました。
杉千代の後継として、従業員だった方が店を構えてたのが「てんぐ」という話は有名ですが、「杉千代」の屋号がかえってきました。


店内はこんな感じで、和風のちょっとレトロな雰囲気です。
店舗部分は1階のみで、カウンター席11席、奥にちょっとした座敷があるみたいですが、当面は使われないとのこと。
隣の席との間には、パーティションあります。

ラーメン並 750円
ラーメン大 850円
チャーシュー麺(並)950円
チャーシュー麺(大)1,100円
トッピングはライスとねぎのみ。玉子やメンマもないのは少し驚きました。


定番のものですね。
オススメの味変は、ニンニクと一味。ニンニクを足すと旨味とコクが増し、一味を足すと味の輪郭がよりハッキリします。
復活した杉千代のラーメン

大判のチャーシューが一枚、海苔、ねぎがのっていてます。
以前の杉千代とほとんど同じようです。
背脂が浮いているのが京都っぽく、アクセントに一味が少し。

豚骨ベースの背脂醤油スープなので、見た感じは濃そうなんですが、全くそんなことは、最後までスルスルっと美味しく。一味が効いていて、辛味というよりか、旨味を引き立て役割をしています。
途中、追加のねぎ、刻みニンニク、一味をたして味変しながら食べると、また輪郭の違う味わいになります。

プリっとした食感が好みの方は、固めでオーダーしてくださいね。

脂身の美味しさも感じる、バラの部分です。スープとの一体感がたまらない美味しさです。

レシピや屋号を引継ぎた形での復活になり、前の店舗の方による完全再現ではありませんが、杉千代ファンだった人の感想を聞くと、なかなかの再現度、完成度だそう。
このあたりにラーメン店は多くありますが、背脂醤油、豚骨醤油のお店は少ないので、いいかもしれませんね。しばらくは話題になりそうです。
個人的には以前の杉千代のラーメンを食べたことがないので比較のしようがありませんが、美味しいラーメンであることには違いないので、ファンだったかった方も、初めての方もぜひ伺ってほしいなと思います。
店舗情報
店名:らーめん杉千代(すぎちよ)住所:京都市中京区米屋町380−7
営業時間:11:30~15:00 / 17:00~23:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)