今回は北山通り沿い、植物園北口スグの場所にあるアート施設。陶板画で再現した世界の名画が並ぶ、建築家安藤忠雄設計の絵画庭園。
陰影で際立つコンクリート打ちっぱなし構造
地下鉄北山駅スグ。そして、植物園や旧歴史資料館がスグ隣。以前、建築士の友人とここをめぐり、そういえば安藤忠雄設計だったな、と思い出してやってきました。

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京都市内には他にも安藤忠雄設計の建物がありますが、全国的に知られる代表的な建物と言えば1976年日本建築学会賞を受賞した「住吉の長屋」。建物内なのに、雨の日にはトイレへ行くにも傘
をさして移動することを余儀なくされる(笑)その独特の建築哲学と世界観。
【京都建物めぐり】日本建築界の巨匠・安藤忠雄の世界観全開!高瀬川沿い商業施設「TIME’S(タイムズ)」

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それも世界の名画を陶板画に再現し、屋外で鑑賞できる、世界で初めての絵画庭園。
こちらはお馴染みの鳥獣人物戯画。

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陶板画は全部で8点飾られ、うち4点は『1990年国際花と緑の博覧会』に出品され、残り4点はこの施設のために新しく制作されたもの。

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まるで、ルネマグリットの絵画の3D版かと思わせるようでもあり。

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とくに、陰影がはっきりと表れる晴れた日に鑑賞されることをオススメします。
詳細情報
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町電話番号:075-724-2188
入園料:一般 100円
開園時間:9:00~17:00
休園日:12月28日~1月4日
詳細サイト:http://kyoto-toban-hp.or.jp/
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