祇園花見小路にある、マールブランシュが運営する鶏料理店「侘家古暦堂 祇園花見小路本店」。ディナーコースが一新、ご紹介します。
祇園花見小路に佇む鶏料理店
京都のランドマーク的存在、祇園花見小路。花見小路の祇園甲部歌舞練場すぐ隣にある、鶏料理の名店「侘家古暦堂 祇園花見小路本店」
じつは茶の菓で有名なマールブランシュが運営する店舗なんです。
ランチの石焼親子丼も評判で、予約必須の人気ですよ。

1階はL字のカウンター席、2階は個室になっており、シーンを選ばず使えます。
2021年冬にディナーメニューが一新、コース一本にリニューアルということでお邪魔しました。
コースは8250円(税込)となっています。
ディナーコースがリニューアル

こちらは、前菜的な立ち位置のうま味3種。それぞれの旨味を出汁で表現した前菜。
この時は、トマトとチキンコンソメ、蓮根饅頭と和出汁、からすみをのせた中華粥。それぞれの旨味と出汁の違いが楽しい、ほっとする前菜です。

まずは福知山の京地どりのもも。飼育期間が長いため、しっかりした食感と強い旨味が特徴的。
ソムリエが厳選したアルコールのペアリングもできます。国内・海外・日本酒など、バラエティーに富んだ組み合わせを楽しめます。

部位によって、鶏の品種を変えるこだわり様。


焼鳥屋さんで、こういうテイストは珍しいですね。内容は季節による異なりますが、それぞれの具材に趣向がこらしたソースなどがトッピングされています。

丁寧に処理された手羽先の中には、フカヒレがたっぷり。鶏の旨味を吸ったフカヒレがまたたまらない美味しさ。
骨も抜いてあり食べやすく、手が汚れない工夫もさすが。

炭火で温めたパンと、つき合わせのお野菜とホットドックに。

しっかり料理に仕上がっています。


すこしエスニックな串。
変化球な1品もしっかりと美味しい。


すりおろした伏見万願寺をのせて。

バルサミコ酢が効いた特製ソースをグツグツにして。


すこし珍しいカチョカバロ。炭の香りとこうばしさをまっとチーズがまた美味しいんです。ワインでどうぞ。

グループごとに炊き上げてくれます。


こちらでコースが終了。鶏の旨味を最大限に活かしつつ、シンプルな味付け。
焼鳥のコースって味が単調になりやすいんですが、味に幅と奥行きがあり、完成度が高いコースでした。
デートや会食にもおすすめです。
店舗情報
店名:侘家古暦堂 祇園花見小路本店住所:京都市東山区花見小路四条下る 祇園町南側 歌舞練場北側
電話番号:075-532-3355
営業時間:
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~22:00 ( フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30 )
関連ページ:https://www.wabiya.com/gion/
定休日:無休