京都というと天下一品に代表されるこってり、第一旭やますたにに代表される背脂醤油味が有名ですが、最近は透き通ったスープの淡麗系ラーメンのお店が続々とオープンしています。話題の7店をまとめました。
正統派の醤油や塩ラーメンから、ちょっとマニアックに出汁にとことんこだわった小麦そばまで!新しく加わった京都の味、人気の秘密は?
今注目の淡麗系ラーメンが美味しい7店をご紹介します。
完成度の高い淡麗ラーメン「麺屋 優光」
3種類の醬油を使った淡麗系ラーメンが食べられる「麺屋 優光」。お店イチオシは、貝系のスープを使った淡竹(はちく)というメニュー。牡蠣、あさり、しじみから旨味を引き出し、あっさりした味わいのラーメンに仕上がっています。大判のレアチャーシューが3枚、メンマ、白ねぎと、トッピングもシンプルながら美しい。女性から好評のラーメンです。

淡竹のほか、基本の醤油ラーメン「真竹(まだけ)」、濃い目の醬油ラーメン「黒竹(くろちく)」がいただけます。いずれも800円。
烏丸御池からすぐでアクセスもよく、オシャレで美味しい。オープン間もないのに、すでに行列の人気店です。

住所:京都市中京区場之町588詳細情報
看板もなし!何かと噂の「名前のないラーメン屋 」

一番あっさりの淡麗は、もちっとした食感の中太ストレート麺に完成度の高いあっさりスープが絡む逸品。トマト、焼きネギ、水菜、チャーシューと女子にウレシイトッピングです。

店内はラーメン屋とは思えないオシャレ空間。看板が出ていないので、来店の際は地図をよ~く見て見落とさないように。 CEO木屋町ビルの地下1階にあります。隠れ家的な雰囲気で、食べる前からわくわくしますね。

住所:京都市中京区恵比須町534-31 CEO木屋町ビル B1F
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丁寧で繊細な淡麗王道ラーメン「山崎麺二郎」

自家製の平うち麺もスープとよく合い、つるつると食べられます。チャーシュー2枚と白髪ネギ、青ネギ、メンマとトッピングも王道のシンプル。

店舗は一見、創作和食屋さんにも見えるオシャレな外観。
らーめん、塩らーめん、つけめんの3種類のシンプルなメニュー構成。店主も寡黙な雰囲気で、落ち着いて絶品ラーメンを味わえます。

住所:京都市中京区西ノ京北円町1-8
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ミシュランビブグルマン獲得の2号店「麺屋 猪一 離れ」

追い鰹そば(800円)は、鰹が香る透き通った金色のスープ。上品な味わいの中にも確かなコクがあります。細麺ながら、しっかりとした弾力があり力強さを感じる麺と抜群の相性。煮玉子、白ネギ、京のもち豚チャーシュー、たけのこ、三つ葉とトッピングも上品。

これだけ上品な和風にまとめあげられたラーメンは初!という人も多く、ラーメン好きにはもちろん、女性やラーメンが少し苦手な方にも自信を持ってオススメできます。
ラーメン店らしくないオシャレな外観、看板などはなく店名が書かれたのれんだけと少々わかりづらいので、来店前に地図をチェックしてくださいね。

住所:京都市下京区泉正寺町463 ルネ丸高1F
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ゆずが効いた濃厚つけ麺「麺屋たけ井R1店」

人気なのは濃厚なつけ麺ですが、根強い人気清湯ラーメンもオススメで、雑味のない透き通った味のスープ。どちらのスープにも、極太麺がよく合います。
大胆で食べ応えのある、たけ井らしい淡麗ラーメンです。

開店前から行列ができているので、30分から1時間程度の並びは覚悟しないといけませんが、他では味わえない濃厚つけ麺は並んで食べる価値ありです。

住所:京都府八幡市八幡南山57-2
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孤高の小麦そば専門店「おだしと小麦一三〇」

煮干しならではの丸く優しい上品な味です。麺と出汁の味を最大限味わえる一品。

こだわりぬいた出汁のスープは、すうっと身体に沁みる味。前菜的な野菜の盛り合わせもあり、こちらは減農薬・オーガニックの旬のもの。
一風変わった小麦そば専門店。たまには一乗寺でラーメン以外の麺も召し上がってください。
店名:おだしと小麦一三〇
住所:京都市左京区一乗寺樋之口町27 コーポラス禅 1F
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醤油への絶対のこだわり!「らぁ麺 とうひち」

オープンから2年でミシュラン・ビブグルマンに選出されただけあって、その味は確か。連日行列のできる人気店です。
北山の住宅街の中にあり、最寄り駅の地下鉄 北大路駅から少し離れていますが駐車場は確保されています。

この透き通ったシンプルに美味いスープと麺、トッピングのすべてのバランスがよくて、完成度の高い、京都を代表する一杯です。

住所:京都市北区大宮北箱ノ井町33-6 セルリアンハイツ 1F
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三条木屋町で注目の繊細なラーメン

その名も「麺匠 一粒万倍(いちりゅうまんばい)」
ラーメン店には見えない、スタイリッシュな外観が特徴的。

上品な醤油の香りが、ふわりと広がります。
ブランド鶏の大山どりをふんだん使ったスープは旨味十分。麺とスープ、具材が織りなす絶妙な一杯。
店名:麺匠 一粒万倍
住所:京都市中京区大黒町71 ワールド会館 1F
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注目の進化系淡麗ラーメン店「醍ぶ(だいぶ)」

ラーメンは淡麗系鶏ガラスープをベースに貝や海老、醤油や香味油を加えて展開した3種類。
店内の雰囲気はもちろん、お箸や箸置き、グラスやピッチャーなど、ちょっと女子好きするような、可愛い雰囲気もあり、女性客も多めのラーメン店。

スープは淡麗系濃いめの醤油味。そして、その上に先ほど滴下されたトリュフオイルの油玉。いい香り。
海鮮居酒屋が手掛ける魚介淡麗ラーメン「メントメシザコヤ」

魚介ベースの香りがたった少し色の濃い醤油ベースのスープに、チャーシューではなく鯛の炙り。肉類を一切に使用しない、ほかにはない唯一無二のラーメン。

トッピングには、鯛の炙りや真丈を使い肉類は不使用。雑魚やグループらしく魚にこだわりぬいた一杯に仕上がっています。
魚だしの風味、みつばの爽やかな香りが食欲をそそります。
店名:メントメシザコヤ 百万遍本店
住所:京都市左京区吉田泉殿町1−95
関連記事:https://kyotopi.jp/articles/HmkCzいかがでしたか?いずれも店主がこだわり抜いた淡麗系スープ。
その深みを、ぜひ自身の舌で味わってみてください。
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