京料理の一つとされる鯖寿司。その歴史は古く、京都には美味しい鯖寿司が頂けるお店がたくさんあります。
その中から厳選して9店舗ご紹介します。京料理の一つとされる鯖寿司。古くから京都の家庭では「ハレの日」などに食べれてきました。多くのお店で鯖寿司を頂くことができますが、その中でもオススメの鯖寿司をまとめました。
本当に美味しいお店が多いので、今後掲載店舗が増えていくことが予想されます(笑)
祇園切り通しの老舗、鯖寿司の代名詞のようなお店『いづう』
祇園の切り通しにある鯖寿司の名店「いづう」をご紹介します。200年以上続く老舗であり、鯖寿司を世の広めたのが、ここ「いづう」だとも言われています。
食べる直前に昆布をとって頂きます。昆布の旨味が鯖寿司全体に広がり、また風味も豊かです。
肉厚で脂がのっています。姿寿司なので青背から白身まで味の変化も楽しむことができます。昆布と鯖からの2種の旨味と酸味が混ざりあった絶妙な味わいです。「いずう」店舗情報はこちら
出町柳の昭和風情溢れる『満寿形屋』

そして、このあたりはちょうど若狭から鯖街道を通って運ばれる鯖の最終地点。なので、昔はどこよりも早くいい鯖が手に入った場所です。

鯖は肉厚で脂もよくのっています。〆具合浅めで生感がよく、シャリがまたなんともほっこりするシャリ。寿司屋のこだわりの水分控えめで赤酢使ってますのような、よそ行きのシャリじゃなく、ちょっと家庭的な家で作ったシャリみたいなねっとり感が、また美味しく感じます。「満寿形屋」店舗情報はこちら
錦市場からスグの名店『寿司 さか井』


鯖寿司もその場でつくりますので、作り置きではない新鮮さを堪能できる鯖寿司です。
部位ごとに味が異なり、味の変化も楽しみのひとつです。「さか井」店舗情報はこちら
聖護院の海鮮和食店のキラリと光る鯖寿司『嵐まる』

店主自ら、海に出て釣りに行かれることもしばしば。実際に海で魚に触れているからこそわかる、間違いない魚の目利きです。

昆布の旨味もよく効いてレア感の強い肉厚の鯖は本当に美味しく、食事の〆やお土産にもオススメです。「嵐まる」店舗情報はこちら
祇園・知恩院前、新進気鋭のカジュアル割烹の鯖寿司『わしょく 宝来』

東大路沿い、新橋通を20mほど上がった観光客でにぎわう立地ですが、看板はとても控えめ。メニュー等一切出されていないところに、確固たる意思表示を感じさせられます。


店名:わしょく宝来
住所:京都市東山区東大路通新橋上る林下町438
参考記事:https://kyotopi.jp/articles/mPy69
伏見、大手筋の高架下で、売切必至の鯖寿司を『酒房わかば』



店名:酒房 わかば
住所:京都市伏見区観音寺町 桃山御陵駅のガード下
参考記事:https://kyotopi.jp/articles/myhzV
石清水八幡宮のお膝元、八幡の名店『朝日屋』

レトロな雰囲気たっぷりのお店で、ほっこりすること間違いありません。

その鯖に適した、塩や酢の塩梅を調整していうるので、鯖とシャリの一体感がとてもよく、大人気の一品です。こだわりが詰まった名物の鯖寿司です。「朝日屋」店舗情報はこちら
観光地・嵐山にある「京寿司 大善」

ご主人は八坂神社の向かいにある名店、いづ重出身。
京寿司店なので、ひなまつりや端午の節句など季節のイベントとリンクした様々な寿司が楽しめます。

昆布は厚めのものを使用しており、旨味がしっかり鯖にうつっています。
すだち果汁でさっぱりさを加えると更に美味しく頂けます。「大善」店舗情報はこちら
伏見稲荷の参拝後に寄りたい「祢ざめ家」

創業は驚きの1540年、店名の「祢ざめ家」は豊臣秀吉が名付け親だと言われています。

いなり寿司が有名すぎますが、鯖寿司も引けをとらない美味しさです。豊臣秀吉が愛した名店で、絶品の鯖寿司を味わってください。祢ざめ家 店舗情報はこちら京都の絶品 鯖寿司のまとめはいかがでしたでしょうか。本当に美味しくて、ここで紹介できていないお店も多数ありますので、また追加していきたいと思います。
編集部おすすめ