おおきに~豆はなどす☆今回は下京区、JR梅小路京都西駅前に7月グランドオープンを果たしたホテルエミオン京都内にある老舗京菓子カフェ。甘味はもちろんのこと、食事メニューや限定品も充実。
7月オープン!食事も楽しめる老舗京菓子カフェ
下京区、JR梅小路京都西駅前。すぐ近くには京都市中央卸売市場がありその第一市場「賑わいゾーン」活用事業として、7月23日グランドオープンを果たした「ホテル エミオン 京都」。
その中に、創業1716年の老舗京菓子「笹屋伊織別邸」がオープン。




この日はちょうど弘法大師の月命日にちなんだこちらの代表銘菓「どら焼き」も提供されていました。毎月20~22日はカフェで提供され、もちろん売店で販売もされています。





お隣の女子グループが何やらテーブルに竹製の鳥かご状のものを置いていて、メニュー見てそれが和のアフタヌーンティーであることを知る(笑)

で、この謎の名称『ダルゴナ』。なんか最近流行りらしく、この場合はほうじ茶粉、砂糖、クリームを泡立てて作ったものをトッピングすることを言うそうです。抹茶もありました。

旧暦・八月『葉月』の謂われについても書かれています。


今まで自分が体験してきたかき氷の中にはほうじ茶もありますが、わりと茶色のいかにも焙煎された感ありありの色目のものですが。こちらのものは、うっすら緑色も残し、もともとほうじ茶自体が緑色の茶葉から出来ていることを思い出させるような。そんな上品で渋い色。




最後まで飽きることなく、そして溶ける前に完食。なかなか印象的な味わいのほうじ茶かき氷でした。

もともと弘法大師ゆかりの東寺にだけ納めていたどら焼。ですが、その美味しさが評判になり、作るのに手間暇かかるため弘法大師の月命日「弘法さん」の21日のみ提供するように。近年になって、その前後20~22日の3日間提供が可能になった、という貴重なお菓子。
それにしても、一般的などら焼きとはずいぶん形状が違います。こちらのどら焼きは棒状に伸ばした漉し餡にバームクーヘン状に小麦粉の生地を重ね焼きしたタイプ。
江戸時代末期、五代目当主・笹屋伊兵衛が、東寺のお坊さんから「副食となる菓子を作ってほしい」と依頼を受け、鉄板代わりにお寺の銅鑼(どら)の上で焼いたことから命名され、この形状に。





今回はかき氷を頂きましたが、食事やどら焼きもまた食べてみたい、そんな素敵な空間でした。オススメです!
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:笹屋伊織別邸場所:京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4ホテルエミオン 京都1F
電話番号:075-322-8078
営業時間:9:30~19:00 カフェ10:00~19:00(フードLO17:30・その他LO18:30)
定休日:不定休
公式サイト:https://www.sasayaiori.com/
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