汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は左京区吉田にある京都大学寮の建物探訪。有名建築家ヴォーリズの大正建築。
大正時代に建てられた有名建築家ヴォーリズ初期の建物
左京区吉田、京都大学の西側、東一条通沿いにあるこちらの建物『京都大学YMCA地塩寮』。以前からここを通るたび、建物が放つただならぬオーラとその不思議な意匠に、ふと足をとめて眺めていたりしました。


平成11年(1999年)には国の登録有形文化財にも指定される建物。で、ちゃんと調べてみると、驚きです。建築物や建物マニアならおなじみの有名建築家・ウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた初期の建物。ヴォーリズは日本で数多くの西洋建築を手掛けた建築家として知られ、京都市内にもその作品が数々あります。


通称YMCA(Young Men's Christian Association)、キリスト教青年会は150年以上の歴史を持つ世界的な組織で、キリスト教主義を軸に、教育・スポーツ・福祉・文化などの分野で様々な活動を展開。日本では、明治13年(1880年)に初めて東京YMCAが設立。それ以降、全国の主要な都市・大学にYMCAの活動拠点を設立。ここで余談ですが、YMCAというと昭和歌謡の金字塔、西城秀樹『ヤングマン』をつい思い出してしまう世代ですが、この曲は当時アメリカでヒットしていた『Y・M・C・A』という曲の和訳にあたり、こちらのYMCAとも多少関係があり、さらに詳しく知りたい方はここでは書けないのでウィキって見てください(笑)



大学YMCA会館で現存する建物としては最古。柱や梁をそのまま外部に露出し、その間の壁を漆喰などで埋めるというイギリスの伝統建築様式を模したものと言われています。




詳細情報
名称:京都大学YMCA地塩寮場所:京都市左京区吉田牛ノ宮町21
電話:075‐751‐9744
関連サイト:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja