おおきに~豆はなどす☆今回は左京区岡崎にある京都、いや日本を代表する京料理老舗。中でも、朝食で提供される名物『朝粥』はお店の看板料理。
一度は食べておきたい伝説の朝食『瓢亭の朝がゆ』
左京区岡崎エリア。この日は朝活観光の後、いつもとは違うとびきりの朝食を食べようと、予約してこちらへ。京料理界、いえ日本料理界を代表する老舗料亭。ミシュランガイドでもたびたび三ツ星を獲得。
もとは南禅寺境内の茶屋として始まり、江戸時代創業で400年ほど。グルメ漫画「美味しんぼ」で全国的にも紹介され、グルメ雑誌や京都旅グルメでも必ず登場するお店。

今回は、わりとリーズナブルに食べられる別館で名物朝食の朝がゆを求めて。朝は8時、9時、10時スタートの予約となり、定刻には店前に予約客が集まります。


中央には中庭があり、それを囲むようにテーブル席を配置した部屋が2つほどあり、その奥の部屋に。この時全部で10組くらいの客が来られてました。結構人気です。

以前はこの辺りも南禅寺寺域で、瓢亭前の通りをさらに西へ進むと、かつての総門があり、その広大さに驚かされます。

この後、予約でお願いしていた朝がゆ4000円(税サ別)スタート。


名物瓢亭玉子を筆頭に鰆の幽庵焼き、枝豆つきみ娘、丹波栗の蜜煮、銀杏、鯛の龍飛巻き。
朝からお酒を注文する方も。
完全にお酒のアテにもなるラインナップ(笑)




で、全体画像を撮りたかったので、おかゆはまだかとたずねると、生米から炊き上げるため20分要し、後から追っかけで登場します。そういえばいつもそうでした(笑)


味が濃い!

瓢亭では、今の15代目若主人に代替わりして以降、出汁にマグロ節を採用。以前のかつお節使用の時よりも上品な味わいに。

今では調理科学的に黄身白身の凝固温度も解明されてますが、当時としては画期的だったんでしょうね。白身はしっかり、黄身はトロンと。少し出汁醤油が黄身に入っていて、こぼれ落ちないよう口の中へ。ねっとり部分の多い食感は、まさに看板料理にふさわしい美味しさ。






もともと、その昔祇園界隈で夜遊びしていた旦那衆が朝帰りに芸妓さんと連れだって寝ている主人を起こして作らせたのが、この朝がゆのはじまりだそうです。飲んだ後でも身体に優しく染み入る朝がゆ。

これから秋の味覚が多彩になるシーズンにピッタリの朝食。
自分へのご褒美。たまの贅沢として、こんな朝食はいかがでしょうか。特に今年は新型コロナウイルスの影響で、例年より静かに紅葉観光できそうな気配。いつもより早起きしたり、片泊りにして、観光の合間に絶品の朝がゆをいただきたいですね。
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:瓢亭住所:京都府京都市左京区南禅寺草川町35
電話番号:075-771-4116
営業時間[4月~11月]8:00~11:00 12:00~16:00
[12月~3月]9:00~11:00 12:00~17:00
定休日:<本店>第2第4火曜日 <別館>毎週木曜日
関連URL:http://hyotei.co.jp/
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