京都の夏の風物詩、茅の輪くぐり。本来は夏越の祓の行事で登場する茅の輪ですが、世界に蔓延する新型コロナウイルスの流行をおさめるために、3月13日、八坂神社に設置され、疫病退散を祈願されています。
新型コロナの終息を願い、茅の輪が設置!
2020年、コロナウイルスの世界的な流行で、各地で自粛ムードが続いていますが、気温が暖かくなるにつれて、少しずつ街にも活気が戻ってきたような気配を感じられる3月13日の八坂神社前。


むかしむかし、宿泊場所がなくて困っていたスサノオノミコトに寝床をあたえ、貧しいながらも心のこもったもてなしをしたのが蘇民将来(そみんしょうらい)。そのお返しにと、蘇民将来とその子孫が厄災にあっても、茅の輪をつけていれば免れることを約束をされ、約束どおり蘇民将来の子孫が反映したとの内容が書かれています。
茅の輪は本殿横にも



くるりと最初は左まわり、2回目は右まわりに八の字を描くように茅の輪をくぐり、3回目にもう一度左まわりに入って抜けます。左にまわるときは左足から、右にまわるときは右足から輪をくぐるとされるところもあるよう。


基本情報
名称:八坂神社住所:京都市東山区祇園町北側625
設置期間:2020年3月13日~未定