汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は伏見区淀にある歴史ある大正時代開設の競馬場。現在は大規模改修工事中ですが、コース中央に池のあるちょっと珍しい競馬場。
歴史ある競馬場コース中央に池や島が!?
※以下、非常事態宣言発令前の様子になります。調べ事をしていて、たまたま見ていたグーグルマップ上にある京都競馬場。で、よくよく見ていて、競馬場の中央にある水色の部分。かつて、競馬場に訪れ競馬観戦したこともありましたが、そんな水場あったっけ?と。その水場、池はどうやら楕円形のコースの中央にあり、さらに池の真ん中に『弁天島』という島まで存在する様子。日本各地の競馬場を知り尽くしているわけではありませんが、競馬場のコースの中央に池があって、さらに島があるような競馬場なんてかなり珍しいのではないかと。他、小倉競馬場(北九州市)のコースの一部に池があるそうですが、ここまで広大な池はここだけみたいです。そんなわけで、向かった先は伏見区淀にある京都競馬場。


そして、この日は平日。この時はまだ新型コロナ非常事態宣言発令前だったので、チラホラ公園で遊ぶ子供や親御さんも。現在は公園も閉鎖中。



もちろん閉鎖中なので、閑散とした様子。JRAの払い戻し窓口が一部開いているのみ。



そして、大正14年(1925)に現在地に移転。当時、この東に存在した伝説の巨大池・巨椋池の排水路跡、葭島新田西端部の沼地のような地盤に作られ、非常に馬場状態が悪く、改良のため馬場に畳床を敷き詰めたという逸話も残るほど。
当時、湿地帯の排水で工事が難航し、コスト面も含め全面埋め立てが難しかったとか。そのため、このような池のあるコースに着地したと言われています。そんな経緯もあり、池の中央に島をつくり弁財天を祀ったんでしょうね。水の神様。
地図を見ると、宇治川もすぐそばにあり、今ではその痕跡をたどるにとどまりますが、巨椋池がどんだけ巨大な湖級の池であったかということに驚かされます。

詳細情報
名称:京都競馬場場所:京都市伏見区葭島渡場島町32
電話:075-631-3131
公式サイト:https://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/access/