
■湘南乃海関、初登場で才能アリ1位の快挙!
「俳句」才能ランキングには、若元春関、湘南乃海関、一山本関、御嶽海関、島津海関が挑戦した。
★才能アリ1位!71点
春場所前夜 鯛の握りを 十五皿 湘南乃海桃太郎

「春場所の前に、みんなでげん担ぎで回転寿司に行って、縁起がいい鯛を食べて。"十五皿"は『15勝したい』という気持ちで、あとは回転寿司らしさを出したかったので"十五貫"ではなく"十五皿"としました」
句が読み上げられた瞬間、梅沢富美男&千原ジュニアも「これはいい俳句!」の声が上がった傑作。夏井先生も「"春場所前夜"とやったら字余りになるんですが、この"前夜"が大事なんですね。春場所への意気込み、げん担ぎの思いがよく出ています。十五をここに使うあたりもニクいじゃないですか」とべた褒め。71点という高得点をつけ、「見事です、これは」と文句なし大絶賛!
■2位はテクニックも冴えわたる技あり一句!
今回、"才能アリ"を獲得した力士がもう一人。5人のうち唯一「俳句」査定に出演経験のある御嶽海関だ。前回も才能アリ1位を獲得していたことから「1位以外ないです」と自信満々だったが、わずか1点差で惜しくも2位!
★才能アリ2位!70点
赤貝や 父のアガリの 緑濃し 御嶽海久司

「昨年、父が亡くなったんですけれども、その父とよく回転寿司に行ったんです。父は貝が好きで、それを食べてアガリを飲んでいて。その風景を思い出して詠みました」
思い出のこもった一句だが、高度なテクニックも忍ばせた。夏井先生は「これはよく考えた句でしたね。頭に春の季語"赤貝"、これを詠嘆したあとに父が出てきますから、お父様の好物に違いないとみんな想像し始めます。
■千原ジュニアの傑作に夏井先生「さすがだと思います」
永世名人の千原ジュニアは、前回まで6回連続で句集に掲載決定と絶好調。今回も、我が子を詠んだ句で夏井先生を唸らせた。
★掲載決定!句集完成まで残り18句に
回転寿司 小(ち)さき手小(ち)さき春を 取る 千原ジュニア

「子どもとしょっちゅう回転寿司に行くんですけど、皿を器用に取るようになったなぁ...と。見ればお皿の上には"春"があって、(我が子も)成長しているなぁ...という句です」
ずばり"回転寿司"の語を詠み込んだ一句。状況が端的に説明できるものの、残りの音数で季語と描写を詠み込まなければならない。
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次回、3月7日(木)の「プレバト!!」は... 「俳句(お題は「北陸新幹線」)と「水彩画」ともに名人・特待生一斉査定!
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