大阪府は、6月15日から6月21日までの、感染症発生動向調査週報の速報を発表しました。
先週に引き続き、手足口病が急増しており、報告数は前の週から76%増加し427例となりました。
府内の全ブロックで前の週から増加していて、地域別の定点あたり報告数は、北河内が6.18、大阪市北部が4.54、南河内が2.93でした。
年齢別でみると1歳が全体の51%と最も大きな割合を占めています。
感染経路は飛まつ感染や接触感染…石けん使用でしっかりと手洗いを!
感染経路は、飛まつ感染や接触感染で、便と一緒に排せつされたウイルスが口に入って感染するケースもあることから、保育施設や幼稚園などでは注意が必要です。
基本的には症状は軽くすむことが多いですが、まれに髄膜炎や脳炎のほか、心筋炎などが起こる場合があるため、しっかりと経過観察を行う必要があります。
予防のためには、日ごろからのしっかりとした手洗いが重要です。特におむつを交換した後には、排せつ物を適切に処理し、流水と石けんで十分な手洗いをする必要があります。
感染性胃腸炎が報告数最多 新型コロナもじわり増加…
6月15日から6月21日までの期間で報告数が最も多かったのは、感染性胃腸炎(984例)でした。次いでA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病と続いています。
そのほか、新型コロナウイルス感染症の報告数は前の週から35%増加し220例でした。
暑くなる季節…O157など腸管出血性大腸菌感染症にも注意!
また、全数把握感染症として、腸管出血性大腸菌感染症の報告が8例ありました。原因菌は大腸菌で、代表的なものにO157、O26、O111があります。
汚染された飲食物を介する経口感染がほとんどで、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に血便となる出血性大腸炎を起こすほか、有症者の約6%~7%は、発症数日後から2週間以内に重症の溶血性尿毒症症候群を発症する場合があるということです。
初夏から初秋にかけては腸管出血性大腸菌感染症の報告が増加することから、十分な注意が必要です。食肉や食材の十分な加熱処理をはじめ、調理器具の十分な洗浄や手洗いの励行などにより、食中毒や感染拡大の予防を徹底することが重要です。

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