遺伝子を改変したウイルスで食道がんを治療する、世界初の治療薬の販売が始まりました。

薬事承認を経て先週販売が始まったのは、食道がんのウイルス製剤「テロメライシン」です。



開発した企業によりますと、「テロメライシン」は風邪などの原因となるウイルスの遺伝子を組み替えたもので、がんのある部位に口から入れた内視鏡を通して直接注射することで、がん細胞だけを破壊します。

食道がんのウイルス療法としては世界初だということです。

放射線治療と併用することが使用の条件で、臨床試験では、ステージ2~3の食道がん患者の半数で1年後に局所のがん細胞が消滅したということです。

(オンコリスバイオファーマ 浦田泰生社長)「外来通院ができて、うまくいけば仕事をしながら治療ができるという、全く新しい食道がん治療の歴史をわれわれがこれから作っていくことができる」

薬の価格(患者1人あたり)は約930万円ですが、保険適用の対象となっています。

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