SNSに掲載された株式投資に関する広告をきっかけに、大阪府内に住む60代の自営業の男性が、現金などあわせて約1億400万円をだまし取られる被害が発生しました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。



警察によりますと、男性は今年2月、SNSで「株の勉強会を開催する」という内容の広告投稿を見つけました。

そこに記載されていたリンクにアクセスしたところ、金融グループの代表取締役を名乗る人物とやり取りが始まり、株投資の勉強会への参加を勧められました。

その後、男から紹介されたアシスタントを名乗る人物と、毎日のようにSNS上で1時間ほど株投資に関するやり取りを重ねていたということです。数日後、アシスタントから「総合金融事業の投資サイトで株投資の体験をしてみないか」と誘われ、男性が指定されたURLからサイトにアクセスして体験したところ、画面上では毎日数十万円の利益が出ているように表示されました。これを信用した男性は投資を決意し、6月にかけて4回にわたり計5100万円を振り込みました。

さらに4月中旬、アシスタントから「銀行に大金を振り込むと銀行の手続きに時間がかかるので、『金』を買って渡してくれた方が、手続きがスムーズになります」などと持ちかけられ、時価約4800万円相当の金を購入。自宅近くの駐車場で指定された人物に手渡したということです。

続いて5月中旬にも、男性は自宅近くの路上で現金520万円を対面で手渡したということです。

今年6月、サイト上では約5億6000万円の利益が出ているように表示されていたため男性が出金しようとしたところ、サイト側から「出金には560万円が必要」と要求されたことで違和感を覚え、警察に被害を申告しました。

だまし取られた被害総額は1億419万1825円にのぼり、警察はSNSを使った投資詐欺事件として捜査しています。

警察は、SNSで知り合った人物から投資を勧められ、現金や金の購入を求められた場合は詐欺を疑い、一人で判断せず、家族や警察に相談するよう呼びかけています

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