大阪府泉南市で中学1年の男子生徒がいじめられ自殺した問題。4年半経って教育委員会が「重大な過失があった」などと総括しました。



2022年3月、泉南市の中学1年・松波翔さん(当時13)がいじめを受けて自殺しました。

当初、学校側は「翔さんの訴えがあいまいでいじめは確認できなかった」などと遺族に説明していましたが、おととし、市の第三者委員会がいじめを認め、「学校側の対応に問題があった」と指摘していました。

10月28日、遺族の意向を受け総括をまとめていた市教委はその内容を報告。直後の市教委の対応については「重大な過失があった」とした上で「組織的判断の誤りや危機意識の欠如があった。遺族に主体的に弔意を伝える向き合い方ができず、心より深く反省しておわびする」としています。

一方、母親の千栄子さんは「息子が亡くなって4年以上もたった今回の総括は遅すぎます。誤りを認めるまでに時間を費やした市教委の姿勢は、息子の死と向き合っているように思えず、深い不信感と失望は消えません」とコメントしています。

市教委は今年度中に再発防止策をまとめる方針です。

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