~由来や歴史、開発経緯など~
「リュウミン」について
森川龍文堂明朝体をベースに開発されたリュウミンは、モリサワの明朝体の中でも特に代表的なフォントです。1989年には、中ゴシックBBBとともにリュウミンL-KLが最初の日本語PostScriptプリンタに搭載されました。その後は、DTPを牽引するフォントとして活躍し、さまざまな場面で使用されています。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「リュウミン」の特徴
スタンダードな明朝体で、本文組みを中心に活用されており、見出しなどにも適しています。彫刻刀で彫った金属活字の名残で、左右のハライや点の形はシャープです。同時に縦画・横画の先端やウロコには柔らかさがあり、親しみやすい雰囲気も持ち合わせています。雑誌など多くの商業印刷物で使われているため、馴染みのある書体であることも強みです。安定感があり、プロらしく仕上げるには「リュウミンを使えば間違いない」という頼れるフォントと言えるでしょう。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
リュウミンは、信頼感、可読性、丁寧さ、真面目さを兼ね備えた安心の明朝体です。空気や水のように自然に文字を読ませたい時に有効なフォントの最高峰と言えるでしょう。ウエイトのバリエーションも多く、アルファベットもとても使いやすいです。作例のポイント拡大
~書体スペックや収録製品~
「リュウミン」の書体情報
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