~由来や歴史、開発経緯など~
「秀英丸ゴシック」について
秀英体ファミリーの1つで、モリサワでは秀英明朝と合わせやすいL・Bの2ウエイトを展開しています。秀英体は大日本印刷が前身である秀英舎の時代から100年以上にわたって開発を続けている伝統ある書体です。秀英丸ゴシックは、その秀英体の利用範囲を広げるために開発したもので、クラシックな印象の丸ゴシック体となっています。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「秀英丸ゴシック」の特徴
小ぶりな字面であることが特徴で、一般的な字面が大きい丸ゴシック体とはやや異なる趣を出すことができます。字面が大きいとそれぞれの文字に大らかさがある一方で組んだときの圧迫感もありますが、字面が小さい秀英丸ゴシックには窮屈な印象はありません。ふところを締めた丸すぎない設計で、さりげなくほのぼのとした印象を与えます。丸ゴシック体というと子ども向けの印象も強いですが、本フォントは幼すぎない落ち着いた印象の丸ゴシック体と言えるでしょう。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
作例は商店街の通りを紹介するマップなので、ほのぼのとした親しみを感じてもらうように秀英丸ゴシックを活用しました。イラストも組み合わせながら、優しい雰囲気を表現すると同時に、どこか落ち着きもあるようなデザインに仕上げています。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「秀英丸ゴシック」の書体情報


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