~由来や歴史、開発経緯など~
「霞青藍」について
2022年に登場したオールドスタイルの明朝体です。文字の固有の形を重視してデザインされています。漢字には楷書に由来する特徴が色濃く残されており、そこへ1940年代から1960年代頃の活字にヒントを得た平仮名を組み合わせています。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「霞青藍」の特徴
霞青藍の文字は全体的にふところが絞られていて、横線やハライでは伸びやかさが強調されています。明朝体と楷書体のエッセンスがバランス良く混ざったフォントです。同時リリースの霞白藤と共通の骨格・字形の漢字を備えていますが、細部の筆致には違いがあり、霞青藍はより無骨さや風格を感じさせる印象です。特に書籍のタイトルや文芸雑誌の見出しなどには最適で、クラシカルな雰囲気を演出できます。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
作例のような文芸作品のタイトルに最適で、誠実さや真面目さを表現したい場合にも、とても似合うフォントではないかと思います。Z世代以降などは、このクラシカルな感じが新しく感じるのではないでしょうか。これから推していきたいフォントです!作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「霞青藍」の書体情報


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