~由来や歴史、開発経緯など~
「くろまめ」について
くろまめは2022年に登場したデザイン書体です。全体的に右肩上がりでデザインされていて、字面が大きいことも相まって、勢いのある明るい雰囲気を感じさせます。1980年代にこのような手書き文字が多く見られたことから、ノスタルジックな「昭和レトロ」の演出にも便利です。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「くろまめ」の特徴
くろまめの文字はふところが広く、たとえば「ま」のような形のひらがなでは、ループする部分が強調されていることも特徴です。書体名の「くろまめ」は、なるべくループが見せられるようなネーミングとして検討が進められました。手書き文字のような勢いの良さが大きな魅力で、全体的な傾きはもちろん、1つずつの文字を見ても伸びやかさを感じさせます。特に横組みでテキストを組むのに適しており、文字を並べると横方向へと自然に視線が誘導される設計です。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
作例ではくろまめを使用し、テキストを全て横組みにしています。フォントの文字自体の傾きとともに、文字列全体を斜めに配置することでも、ティーンズ向けの雑誌らしい活発さを強調しました。手書き風のフォントで語りかけているようなイメージのデザインです。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「くろまめ」の書体情報


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