~由来や歴史、開発経緯など~
「しまなみ」について
しまなみのベースとなったのは、「モリサワタイプデザインコンペティション2016」の和文部門でモリサワ賞 金賞と明石賞をダブル受賞したタイプフェイスです。2年後の2018年に製品化が実現されました。単一ウエイトで展開されており、非常に繊細な佇まいのフォントです。~書体の特徴からポイント、使われ方まで~
「しまなみ」の特徴
かな文字が有機的にデザインされたオールドスタイルの明朝体です。明朝体ではありながらも、各エレメントには毛筆のニュアンスが取り入れられています。日本らしい情緒も感じさせる洗練されたフォントと言えるでしょう。しまなみは和風のデザインによく似合うほか、レトロな雰囲気にもマッチします。本文用の書体として使えることはもちろん、大きめの文字サイズのタイトルや見出しなどに採用して美しいデザインに仕上げることも可能です。
~書体の活かし方やプロの視点~
制作デザイナーの解説コメント
入学・卒業のお祝いをはじめとするフォーマルな場面で感情を込めた表現をするには、しまなみが良く似合います。特にひらがなの筆脈にウットリするフォントです。和風のデザインはもちろん、洋風のデザインでも活用でき、どちらの場面でも使いたいですね。作例のポイント拡大

~書体スペックや収録製品~
「しまなみ」の書体情報


一覧に戻る
