ソースネクスト株式会社が「AutoMemo Home(オートメモ ホーム)」の提供を開始している。文字起こしAI「AutoMemo(オートメモ)」から派生した新しいWebアプリ。
「オートメモ」「オートメモS」「オートメモApp」といったほかのオートメモ製品と自動的に連携し、録音した音声データを転送の手間なくWebで管理できる。
ほかの「オートメモ」製品と自動で連携「オートメモ」シリーズは、録音した音声の文字起こしができ、編集・共有まで可能なAIツール。最適なエンジンの実装で高い文字起こしの精度が実現されており、
OpenAI社の音声認識エンジン「Whisper」も一部で採用されている。2020年12月から販売が開始され、2023年7月末の時点で累計アカウント数は90,000を突破した。
今回登場した「オートメモ ホーム」では、ほかの「オートメモ」製品で録音したデータの処理結果の確認・編集・共有が可能。4月にクラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売され、同社が目標として設定していた金額を大きく上回る1,494%の応援購入を達成して、大きく期待が寄せられていた。
同じアカウントで使っている「オートメモ」製品からは、転送の手間を必要とせずに自動で連携できることが大きな特徴。文字起こし結果は話者ごとのブロックに自動で判別・分割され、元の音声を聞かなくても誰が話していたのかが分かる。
文字起こし結果の確認・編集・共有ができるWebアプリ
音声で話者が自動識別され、議事録の作成なども簡単に結果を確認した後で、文字起こしが間違っている部分や誤字・脱字なども簡単に修正が可能。「オートメモ ホーム」ではWeb上で全ての作業を完結できるため、録音データから長文を作る際に特に役立つ。
複数人で内容を確認する場合のために、閲覧専用のURLを発行して共有もできる。共有URLを開くと「オートメモ ホーム」と同じ画面で音声の再生とテキストデータの確認ができる仕様。
この方法での共有は「オートメモ」を使っていないユーザーとも行える。
「オートメモ」未使用のユーザーともWebで共有ができる今回の「オートメモ ホーム」のリリースに伴い、文字起こしの料金プランの改定も実施された。一例として月額プラン(30時間/月)が980円/月から1,480円/月になるなど、全体的に料金は上がっている。ただし、買い切りの「100時間チャージ」のプランのみ14,000円のまま変更されていない(上記の価格はいずれも税込)。
Webアプリのリリースと機能拡充に伴い、文字起こしプランの新規利用料金は改定された「オートメモ ホーム」自体は無料で使用でき、1カ月に1時間を超える文字起こしに対して料金がかかる。つまり言い換えれば、1カ月に1時間以内のわずかな利用であれば「お試しプラン」として無料で使える。
2023年9月30日(土)までは、新規の月額プランへの登録者を対象に「月額2カ月無料キャンペーン」も実施されている。文字起こしのサービスを探しているユーザーは、この機会に「お試しプラン」や「無料キャンペーン」をうまく活用して「オートメモ」の使い心地を試してみると良いだろう。
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ソースネクスト株式会社
URL:https://
automemo.com/
2023/08/08