ソースネクスト株式会社は、文字起こしに使えるAIボイスレコーダー「AutoMemo R(オートメモ R)」を、2023年9月5日(火)に発売する。同製品は、音声の自動での文字起こしに使える専用の録音デバイス。
発売に先駆けて、同社ECサイトや一部の家電量販店では予約の受付も開始されている。

「オートメモ」は、同社が提供している文字起こしAIツールのシリーズ。一部でOpenAI社の音声認識エンジン「Whisper」を採用するなど、最適なエンジンの実装によって高い精度が実現されている。議事録の作成や取材の原稿作成をはじめ、さまざまなシーンでの活躍が可能。2020年12月から販売がスタートし、2021年12月にはディスプレイ付き端末の「オートメモ S」も発売された。累計アカウント数は、2023年7月末の時点で90,000アカウントを突破している。

ソースネクストから新たなAIボイスレコーダー「オートメモ R」が登場。文字起こしが自動で簡単に!
「オートメモ」シリーズの中で今回の製品は録音用のデバイス今回の「オートメモ R」は、ボタン1つで録音を始められるシンプルさや手軽さが魅力。録音した音声の文字起こし結果は、スマホ用アプリの「オートメモApp」や、新たに登場したばかりの編集可能なWebアプリ「オートメモHome」で確認できる。

録音した音声は自動で「オートメモクラウド」にアップロードされる仕様で、ユーザーの手間が大きく省かれている。文字起こしの際には、プランに応じて料金が発生。今回の「オートメモ R」の発売を記念したキャンペーンも実施されており、「文字起こしサービス」の年額プランに新規で登録した後に専用フォームから応募すると、全員に50%のキャッシュバックが行われる。

本体に関しては、側面の赤い録音スイッチを上にスライドするだけで、すぐに録音が始まる仕組み。
電源をOFFにした状態からでもボタン1つで録音できる。内蔵バッテリーの充電時間は約150分で、持続時間(待機)は360時間。上位版に用意されている「文字起こし結果の確認」の機能などは搭載されていないため、比較的に導入しやすいエントリー機として位置付けられる。

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電源OFFからでも録音を即座に始められる本体側面のスイッチ
ソースネクストから新たなAIボイスレコーダー「オートメモ R」が登場。文字起こしが自動で簡単に!
バッテリー持続時間は既存の「オートメモ S」(120時間)と比べて大幅に長い。5分操作がないと自動で電源OFFになる機能も搭載利用にはGoogleアカウントもしくはApple IDが必要で、利用開始の際にWi-Fi接続も必須。録音されるファイル形式は「OPUS」だが、「AutoMemo Home」経由であればMP3データとして取り出せる。サンプリング周波数は16,000Hz。専用アプリはiOS 13以降またはAndroid 8.0以降で使える。

別売のオプションとして、各種の専用アクセサリも充実。クリアケースやソフトケース、ポーチ(DIGI+)、抵抗入り3極ステレオミニプラグのリモート会議録音用ケーブルなどがある。
© SOURCENEXT CORPORATION

ソースネクストから新たなAIボイスレコーダー「オートメモ R」が登場。文字起こしが自動で簡単に!
別売オプションで数多くのアクセサリもラインナップ 

本体サイズ 46(幅)×104(高さ)×15(奥行)mm重量 約65gメモリ(ROM) 4GBディスプレイ 2インチ(240×320px)ソースネクスト株式会社
価格:
「オートメモ R 本体」13,860円(税込)
「専用クリアケース」1,650円(税込)
「専用ソフトケース」1,980円(税込)
「ポーチ(DIGI+)」500円(税込)
「リモート会議録音用ケーブル」1,980円(税込)
URL:https://automemo.com/

2023/08/23

 

ソースネクストから新たなAIボイスレコーダー「オートメモ R」が登場。文字起こしが自動で簡単に!
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