画像生成AIなどと同様に、大規模な言語モデルのChatGPTも急速に普及し、活用の幅が広がっている。しかし、さまざまな可能性を秘めたChatGPTだが、その使い方によって精度は変わり、「実際に使ってみたけれど大したことはなかった」と感じた人も多いことだろう。現状では、生成系のAIはユーザーが出す指示「プロンプト」によって得られる結果に大きな違いが出る。
とはいえ、その「プロンプト」をどのようにすれば良いかで、つまずいてしまうユーザーも多いはずだ。そこで参考資料として公開されたのが、今回の「OpenAIが推奨!ChatGPTを最大限活用するためのプロンプトの7つのコツ」という資料。分かりやすくまとめられており、自分で勉強するだけでなく、職場や教育現場での教材としても活用しやすい。
たとえば「偶数・奇数を判定するRのコードを取得したい」といったシーンでは、「詳細な説明をする」というコツを省いて言語の指定をせず「偶数・奇数を判定するためのコードを書いてください」とだけ指示すると、Pythonのコードで出力されたようだ。「偶数・奇数を判定するためのRのコードを書いてください」と記載することで、要望に沿った正しい出力が得られることが解説されている。
そこでは、学生の数学の答案の評価を例にしながら、ChatGPTにも一度「考える」猶予の時間を与えることで、より正確な結果を得られることが示されている。ある程度、ChatGPTを使ったユーザーでも新しい発見があり、一見の価値がある資料と言えるだろう。
出展:OpenAIが推奨!ChatGPTを最大限活用するためのプロンプトの7つのコツ
https://generativeinfo365.com/?p=1589
株式会社セントラルオフィス
URL:https://generativeinfo365.com/
2023/09/04











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