クリエイティブの制作や仕事の生産性向上に繋がりそうな新機能が登場しているので、ピックアップして紹介します。
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Windows 11アップデートの新機能概要
最新のアップデートとして中でも注目しておきたいのは、「Windows バックアップ」や「Copilot in Windows」といった機能です。これまでになくPCの使用が快適になることが期待できます。「Copilot in Windows」は、インテリジェントアシスタントとしての役割を果たし、日常の多くのタスクを簡単に行えるように支援します。Bluetoothの有効化や新しいヘッドホンの接続、スクリーンショットの撮影方法など、さまざまな疑問にチャット形式で答えてくれるので便利です。インターネットブラウザを開くことなく簡単に情報を調べられるだけでなく、指示に従って特定のアプリを開くなど、まるで秘書のような働きをしてくれます。
また、定番アプリ「ペイント」にはレイヤー機能や背景自動消去機能などが、今後、搭載されていく予定となっています。Photoshopなど強力な画像編集ツールはあるものの、Windowsの標準搭載アプリでもよりクリエイティブな作業が行えるようになりそうです。日本語版の最新Windows11ではまだ実装されていないようですが、「ペイント」のアップデートには期待しておきたいところです。
まずは「Copilot in Windows」を試してみた
ここからは「Copilot in Windows」を実際に試してみようと思います。画面下のタスクバー左側にある「Copilot(プレビュー)」のアイコンを押すとすぐに使うことができます。


ただし、現在の機能では特定のファイルを探してくれたり、パスを指定してファイルを開くといった動作はできないようです。回答内容についてはChatGPTなど他の生成AIと比較して特別に優れているという印象はありませんが、アクセスのしやすさという点では圧倒的に優れています。タスクバーをワンクリックするだけで使える生成AIで、さらにPCのローカル情報を把握して回答してくれるというのはとても心強いです。
これからアップデートされていく機能なので、さらに利便性が高くなっていくことを期待したいと思います。
新たに加わった「Windows バックアップ」を試してみる
Microsoftアカウントを使って情報を保存できるアプリ「Windows バックアップ」が利用できるようになります。これまであったファイルなどのバックアップができる機能だけでなく、インストールしたアプリや、アクセシビリティなどの設定、Wi-Fiネットワークなどの資格情報をバックアップできるようになりました。実際に「Windows バックアップ」アプリを開いて試してみようと思います。「バックアップ」と検索して「Windows バックアップ」アプリを開く。



Windows 11のさらなるアップデートに期待
Windows 11の新機能は、クリエイターや日常のユーザーにとって大きな魅力を持っています。「Copilot in Windows」を使用すれば、日常のさまざまな作業を簡単に、迅速にこなすことができます。さらに今後のアップデートされるであろう「ペイント」のAI拡張機能は、アートやデザインの分野で活動するクリエイターはもちろんのこと、そうでない人にとっても手軽に使える標準アプリとなるでしょう。直感的な背景除去やレイヤー機能により、さらに高度な作品を手軽に作成することができるはずです。
いずれも登場したばかりの新機能なので、完璧に満足できるものではなさそうですが、これからのバージョンアップで利便性は高まっていきそうです。今後のWindows 11の更新についてよく注目しつつ、今後の進化が期待できるのでアップデートなので、まだ更新していないという人は試してみることをオススメします。
関連ページ:https://news.microsoft.com/ja-jp/2023/09/27/230927-the-most-personal-windows-11-experience-begins-rolling-out-today//
Microsoft
URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/
2023/10/06
