10月10日にAdobeはPremiere Proのベータ版にて、ソーシャルメディアおよびビデオ公開機能をアップグレードすると発表しました。新機能には、Facebook、TikTok、およびYouTubeへの新たな統合が含まれています。
SNS動画を制作するクリエイターはこれまでよりも手軽に、様々なプラットフォームでのコンテンツの作成と共有ができるようになります。

Premiere Proの新機能概要

Premiere Proベータ版にソーシャルメディア専用のプロジェクトテンプレートや、Facebook、TikTok、YouTubeなどの人気のビデオおよびソーシャルメディアプラットフォームへの直接投稿のための新しいエクスポートプリセットの機能が導入されました。クリエイターがコンテンツを作成するだけでなく、公開するまでの手順も迅速かつ簡単にする方法として提供されます。

Premiere Proベータ版の内部からビデオおよびソーシャルメディアアカウントにログインするだけで、投稿を作成し、キャプション、ハッシュタグ、キーワードを追加して、Premiere Proを離れることなく直接アップロードできます。投稿するためにブラウザ画面に切り替えたり、スマートフォンにデータを送信する手間が削減されるため、制作したコンテンツのスムーズな公開が可能です。

Adobe Premiere Proがソーシャルメディアへの投稿機能を強化!TikTok、Facebook、YouTubeと連携へ
Premiere Proからソーシャルメディアへ投稿可能にまた、TikTokでは動画を投稿するだけでなく、下書きとしてエクスポートもできます。コンテンツのメインとなる部分をPremiere Proで作り、あとからTikTokのアプリで編集してBGMやキャプションを編集できるのであれば、とても便利だと感じるクリエイターも多いのではないでしょうか。


Premiere Proのソーシャルメディアテンプレートも便利

Premiere Proのアップデートには、他にも様々な新機能が追加されています。例えば、各ソーシャルメディアプラットフォームに適したサイズやレイアウトのテンプレートが用意されています。さらに、Speech to Text機能を使用して、動画に自動的にキャプションを追加することができるようになりました。この機能はAdobe Senseiの機械学習を利用して、音声の発話されているペースに合わせてキャプション(字幕)を生成します。

Adobe Premiere Proがソーシャルメディアへの投稿機能を強化!TikTok、Facebook、YouTubeと連携へ
SNSに合わせたテンプレートを用意
Adobe Premiere Proがソーシャルメディアへの投稿機能を強化!TikTok、Facebook、YouTubeと連携へ
音声に合わせてキャプション(字幕)を生成Adobe Premiere Proベータ版の最新アップデートでは、ソーシャルメディアとの連携を中心に様々な新機能が追加されました。これらの機能をうまく利用すれば、これまでよりも簡単に高品質なコンテンツをソーシャルメディアに投稿できるようになります。
特に、TikTokやYouTubeショートなどコンパクトサイズの動画を制作しているクリエイターにとって大きなメリットとなるでしょう。

関連ページ:Premiere Pro更新情報

Adobe
URL:https://www.adobe.com/jp/

2023/10/16

Adobe Premiere Proがソーシャルメディアへの投稿機能を強化!TikTok、Facebook、YouTubeと連携へ