株式会社ギャザテックが、キーボードの新製品「KG689」を発表しました。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で支援調達のプロジェクトが実施されています。
独特なかたちでカスタマイズできるショートカットキーを搭載し、作業効率アップに役立つキーボードです。

【目次】

キーボードとしての基本スペック

本製品はパンタグラフ式のキーボードで、WindowsにもmacOSにも対応しています。購入時にUS配列(99キー)とJIS配列(103キー)を選ぶことも可能です。キーストロークは約1.5mmで設計されています。

USB Type-C接続の有線モデルで、RGBバックライトも内蔵されているため、暗い場所でのタイピングにも便利です。7種類のライトカラーが用意されていて、自由にカスタマイズできます。

作業シーン別で機能を割り当てられるショートカットキーを搭載したキーボード「KG689」
背面には、疲れにくい姿勢でのタイピングをサポートするスタンドが実装されました。このスタンドでは、7°の傾斜がつけることができます。

設定したシーンごとに15個のキーが早変わり

ここまでは一般的なキーボードとそれほど大きな違いはありませんが、最大の特徴は本体の左側に配置されたショートカットキーです。あらかじめ設定したショートカットキーを1ボタンで呼び出し、瞬時に処理を実行できます。PhotoshopやAfter EffectsやPremiere Proなど、各種の制作・編集系ソフトもサポートされています。

作業シーン別で機能を割り当てられるショートカットキーを搭載したキーボード「KG689」
ショートカットキーの割り当ては必要に応じてカスタマイズができます。さらに、このショートカットキー部分は「シーン」を使い分けられることがポイントです。1つの使用シーンには15個のショートカットキーがありますが、また別の新しい使用シーンを作成し、前とは異なるボタン割り当てを設定できます。


この機能で想定されるスタイルは「画像編集のときにはこの15個」「ゲームで遊ぶときにはこの15個」「ライブ配信をするときにはこの15個」といった具合に、作業ごとに異なるシーンを作成する使い分け方です。ショートカットキーのタイトル文字も、自由に設定して分かりやすく表示できます。

作業シーン別で機能を割り当てられるショートカットキーを搭載したキーボード「KG689」
作業シーン別で機能を割り当てられるショートカットキーを搭載したキーボード「KG689」

一般販売予価より大幅に安い特別価格

「GREEN FUNDING」でのプロジェクトは2024年2月29日(木)まで実施され、目標金額は200,000円に設定されています。しかし、本記事の執筆時点で、既に目標の1,183%にもなる236万7,900円に到達しており、ユーザーからの期待の高さがうかがえます。

本プロジェクトには複数のプランが用意されており、支援額とリターン品の内容が異なります。一例として100名限定「超早割34%OFF」プランでは、17,340円(税込)で本製品の入手が可能です(プロジェクト後の一般販売予価は税込26,280円)。

そのほか、2台、3台といった複数台をまとめて購入できるプランも用意されています。リターン品の発送は、20224年5月末の予定です。

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ショートカットを割り当てられるプログラマブルキーはとても便利ですが、デザイン系のアプリを使うユーザーなどは「ボタンの数が足りない!」と感じる場面もあるでしょう。本製品は作業ごと・アプリごとに設定を変えられるため、スマートに使うことができます。

株式会社ギャザテック
URL:https://greenfunding.jp/gather-tech/projects/8003

2024/01/18

作業シーン別で機能を割り当てられるショートカットキーを搭載したキーボード「KG689」
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