目次
腹八分目、実はそれでも食べすぎているかも!?
特にイライラ食いはNGです。食べたいという気持ちが湧き上がっても、食べる前に「本当にお腹が空いているのか?」とよく考える習慣を。
夏であっても冷たい飲み物は控えるように!
瀬尾 夏は冷房と外気の気温差や体温の差が大きく、急な変化に慣れていないため、冷たい飲み物が体調不良の引き金に。外が暑い日でも体内の温度差を生まないよう、冷たい飲み物は避けた方がいいです。夏に限らず、肺と脾を冷やしてしまわないよう、日頃から常温、温かい飲み物を飲むように心がけましょう。また、夏バテという表現もありますが、夏のだるさは栄養不足ではなく、身体に余分な水分が溜まって重だるく感じているのが原因。あっさりしていて水を排出してくれる食べ物や飲み物を摂るようにしてみてください。
こちらもおすすめ
漢方・薬膳茶10選!むくみ対策にあずき茶、ストレス緩和にマイカイカなど。
運動はやればいいってもんじゃない?
運動量は「自分の限界の10%」を目安にするのがおすすめ。例えば、100kmを歩ける人なら110km~90km、1km歩ける人なら1100m~900m。運動量が少ないと身体への効果が期待できませんが、それ以上になると過剰な負荷になってしまいます。一日中歩いてみて、足の痛みや筋肉痛が出るときはもう歩き過ぎている状態。
“身体にいいもの”が自分に合うとは限らない
瀬尾 万人にとって「身体にいいもの」はありません。その人自身の体質によっても違うし、季節によっても異なります。判断方法として、「自分に合うもの」はおいしく感じることが多いです。世間的に「身体にいい」と謳われているものでも、「本当にいいのか?」と改めて考えてみましょう。栄養があるからと言って苦手なものを無理に食べなくてもいいのです。
季節の食材は、その季節に食べることが望ましいですが、今は季節に関わらず一年中なんでも手に入ります。だからこそ、食材の知識を持ち、身体に必要なものを選べるようになることが大切です。ただ暑がりの人は、冬でも身体を冷ましてくれるトマトを食べることができるなど、便利な時代でもありますね。
ついやりがちな4つの“NG習慣”、ぜひ一度見直してみてくださいね。