見慣れた東京の街を廃墟として描く東京幻想氏の作品展が開催。自分だけの描き下ろし作品の受注販売も！

2024年3月15日（金）から3月31日（日）まで「東京幻想2024 SPRING in 渋谷MODI」が開催されます。廃墟となった東京の街を描くイラストレーター・東京幻想氏の個展です。自分だけの描き下ろしオーダー作品の受注販売も実施されます。

【目次】

ゲーム背景の制作などで活躍

東京幻想氏は2008年5月に活動を開始し、東京の風景を自然に埋もれた廃墟として描いています。ゲームやアニメの背景の作画などで広く活躍中です。

見慣れた風景を廃墟化して描くイラストレーター2010年6月には映画「ザ・ウォーカー」の国内ポスターメインビジュアルの制作を担当しました。2014年には「東京幻想ART BOOK」（宝島社）、2020年には全4タイトルの「東京幻想VR」（VirtualArts）や「東京幻想作品集」（芸術新聞社）、2022年には「東京幻想作品集 II」（芸術新聞社）が発売されています。全国の書店でライブペインティングやサイン会も実施してきました。

今回の個展では、会場となる渋谷モディをイメージして描き下ろした作品「MODI幻想」や「MODI幻想 桜」をはじめ、約50点の「88グラフ（版画）」が展示販売されます。見慣れた東京の風景を、儚くて美しい幻想の世界として楽しめるような作品に注目です。

描き下ろしイラストの「MODI幻想 桜」なお、本展の会期中には、東京幻想氏が期間限定で会場内に滞在します。さらに、渋谷での会期終了後の4月12日（金）～4月21日（日）には、北千住マルイでも同じイベントが開催されることが決定しました。

複数の表現技法を組み合わせた「88グラフ」

「88グラフ」は、EDITION88が独自に開発したアートの表現方法です。EDITION88は、株式会社VISION8によってアートギャラリーなどとして展開されています。混合版画技法を活用した「88グラフ」では、ジクレー、シルクスクリーン、UVプリント、箔押し、エンボスなどが活用され、複数の技法を組み合わせることで独自性の高い表現が追求されています。

本展の会場では、東京幻想氏の直筆サイン入りの「88グラフ」が取り扱われます。エディションナンバーが入った豪華な額装品が展示販売され、光沢感のあるシルバーの特殊紙にUVプリントを施した「88グラフ シルバー」などの購入も可能です。一部を除き、作品はEDITION88のECサイトでも販売されます。

「MODI幻想 桜」 「渋谷地下迷宮幻想 桜」 「渋谷109幻想 桜」 「渋谷モヤイ像幻想 桜」

好きな場所の作品をオーダーできる受注販売

芸術新聞社から刊行された2冊の作品集のうち、希望するページの作品で「88グラフ（版画）」をオーダー制作してもらうこともできます。この「オーダー88グラフ」の注文は会場限定です。東京幻想氏の直筆サインと、購入者の名前または希望テキストをマットに入れてもらえます。

さらに、自分だけの特別な1枚を注文できる「描き下ろしオーダー作品」も意欲的な試みです。思い出の場所や建物など、指定した風景をモチーフとして東京幻想氏に制作してもらえます。

制作にあたって同氏が現場での取材を行うため、現存している場所であることが必須の条件です。デジタル作画のイラストで「88グラフ（版画）」が制作され、サインを入れて額装で手元に届きます。納期はオーダー内容によって異なる仕様です。
©TOKYO GENSO

「オーダー88グラフ」のイメージ＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

■期間：
2024年3月15日（金）～3月31日（日）

■開催場所：
渋谷モディ 1F カレンダリウム
東京都渋谷区神南1-21-3

■問い合わせ先：
株式会社VISION8
url. https://edition-88.com/