「ネット印刷のグラフィック」で「擬似特色」や「ワイドマルチカラー印刷」など4商品が、新たに本機校正(本紙校正)サービスに対応しました。本番の印刷の前に実際に使用されるインキや紙での仕上がりを確認できるため、しっかりと色に関してこだわりたい印刷物には最適です。


【目次】

色表現に関する特徴的な4商品が対象に追加

「ネット印刷のグラフィック」で提供されているオプションの校正サービスには、「オフセット 本機校正」「オフセット デジタルプルーフ」「オフセット 本紙プルーフ」「オンデマンド 本紙校正」があります。「オフセット 本機校正」や「オンデマンド 本紙校正」は、本番の印刷と同じ環境(印刷機や紙など)で校正刷りが行われるサービスです。

今回新たに本機校正サービスに対応したのは「6色RGB印刷」「広色域印刷(スーパーリアル)」「擬似特色」「ワイドマルチカラー印刷」の4商品です。いずれもオフセット印刷の対象商品で、「オフセット 本機校正」サービスによって本番と同じ環境での仕上がりイメージを確認できます。

6色RGB印刷と広色域印刷(スーパーリアル)

「6色RGB印刷」は、一般的なCMYK4色印刷にビビッドグリーン(VG)とビビッドピンク(VP)の2色のインキを追加し、計6色のインキで印刷する商品です。より鮮やかな色を表現でき、特にピンク系やグリーン系の絵柄で高い効果が発揮されます。

株式会社グラフィックが「6色RGB印刷」や「擬似特色」等の印刷商品4点で新たに本機校正サービスに対応
「広色域印刷(スーパーリアル)」はCMYKの4色のインキのみで印刷されますが、「ネット印刷のグラフィック」が開発した独自のプロファイルが使用されます。そのため、標準的なICCプロファイルであるJapan Colorでは再現が難しい “くすみがちな色” も、広色域かつ高発色で表現することが可能です。


株式会社グラフィックが「6色RGB印刷」や「擬似特色」等の印刷商品4点で新たに本機校正サービスに対応

新登場したばかりの擬似特色とワイドマルチカラー印刷

「擬似特色」と「ワイドマルチカラー印刷」は比較的に新しい印刷商品です。デザイナーを中心として、登場時に大きな注目を集めました。「擬似特色」ではCMYK4色のみを使う方式でありながらも、特色(DICカラー)を擬似的に再現できます。「特色の表現がしたいけれど印刷コストは抑えたい」という場合に役立つ商品です。

株式会社グラフィックが「6色RGB印刷」や「擬似特色」等の印刷商品4点で新たに本機校正サービスに対応
「擬似特色」の再現イメージ「ワイドマルチカラー印刷」では、「擬似特色」と「広色域印刷(スーパーリアル)」が組み合わせられています。CMYK/RGB/特色(DICカラー)といった異なるカラーデータを1度に印刷でき、「特色のCMYKでの再現」と「色鮮やかな広色域印刷」という2つの効果を両立できる商品です。


株式会社グラフィックが「6色RGB印刷」や「擬似特色」等の印刷商品4点で新たに本機校正サービスに対応
「ワイドマルチカラー印刷」の使用イメージ* * * * * * * * * *

今回「本機校正サービス」が新たに対応した4商品は、いずれも標準的なオフセット印刷では再現が難しい色味を表現できるものです。そのような印刷では、実際にどのような仕上がりとなるかを事前に確認したい場合が多いでしょう。「本機校正サービス」の対象商品に追加されたことで、大きな失敗を恐れずに安心して気軽に利用しやすくなりました。

対象サイズは最大でA2判まで対応しており、予算に合わせて選べます。なお、通常の「本機校正サービス」は最小A6判から最大B3寸延サイズまで、幅広い大きさに対応しています。実際に本番の印刷が終わった後に「想像していたイメージと違った」とならないように、ぜひ活用を検討したいオプションサービスです。


株式会社グラフィック
URL:https://www.graphic.jp/

2024/03/14

株式会社グラフィックが「6色RGB印刷」や「擬似特色」等の印刷商品4点で新たに本機校正サービスに対応