ジブリパークに “魔女の谷” エリアがオープン！「君たちはどう生きるか」の新オブジェも登場 (2024年3月18日)

ジブリパークに “魔女の谷” エリアがオープン！「君たちはどう生きるか」の新オブジェも登場

2024年03月18日(月)11:30

ジブリパークに “魔女の谷” エリアがオープン！「君たちはどう生きるか」の新オブジェも登場

ジブリパークの “第二期” のポスタービジュアル
© Studio Ghibliジブリパークで、新たなエリアの「魔女の谷」がオープンしました。屋内エリアの「ジブリの大倉庫」にも、宮﨑駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」に関する新たなオブジェが登場し、スタジオジブリのファンから注目されています。

【目次】

「魔女の谷」の追加で全面開業が実現

ジブリパークは、愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内で2022年11月にオープンした施設です。スタジオジブリ作品の世界が表現されており、自分の足で歩いて自然を感じながら楽しめる公園として運営されています。

これまで広い公園の中には「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」という4つのエリアがありました。今回、新たに「魔女の谷」エリアが開園したことで、5つのエリア全てが揃った全面開業となります。

新CM「ジブリパークゆっくりきて下さい。動く城編」
© 2024 Hayao Miyazaki, Studio Ghibliこのジブリパークは宮崎吾朗監督が制作現場を指揮し、約7年もの時間をかけて今回の全面開業が実現されました。「魔女の谷」の開園式典では、宮崎吾朗監督のほか、ジブリパークの事業主体である愛知県の大村秀章知事や、企画監修を担当したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーらが出席しています。

「魔女の谷開園式典」でのテープカットの様子
© Studio Ghibli

魔女が登場する作品の世界観を楽しめるエリア

「魔女の谷」はヨーロッパ風の雰囲気で、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリアです。「魔女の宅急便」のグーチョキパン屋やオキノ邸、「ハウルの動く城」のハッター帽子店やハウルの城、「アーヤと魔女」の魔女の家などがあり、まるでアニメの世界に入り込んだかのような体験ができます。

「魔女の谷」オキノ邸魔女の店
© Studio Ghibli

「魔女の谷」13人の魔女団
© Studio Ghibliたとえば「魔女の宅急便」のグーチョキパン屋では、1Fのパン屋で実際にパンを購入して持ち帰れます。ヨーロッパの伝統的な木造建築技法であるハーフティンバー様式が採用された建物で、キキやジジが過ごした屋根裏部屋もしっかりと用意されています。

「魔女の谷」グーチョキパン屋の外観
© Studio Ghibli

グーチョキパン屋では屋根裏部屋も再現
© Studio Ghibli「ハウルの動く城」で印象的だったハウルの城は、高さ約20mの存在感のある建物です。1時間に数回、お城の一部が動いて煙を吐く生き物のような城で、周辺には劇中を想起させる荒地が広がり、かかしのカブもたたずんでいます。

「魔女の谷」ハウルの城
© Studio Ghibliさらに「魔女の谷」エリアには、メリーゴーランドやフライングマシン（3～12歳向け）といった乗り物遊具も設置されました。

これらは「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージして設計され、さまざまな作品の乗り物・動物・キャラクター・世界観をもとにデザイン＆装飾されています。そのほかにレストランやショップなどもあり、たっぷり遊べるエリアです。

「魔女の谷」メリーゴーランド
© Studio Ghibli

「ジブリの大倉庫」の追加展示にも注目

「魔女の谷」エリアのほか、既存のエリアにも追加がありました。「ジブリの大倉庫」に、「君たちはどう生きるか」関連のオブジェが新しく登場しています。「ジブリの大倉庫」は、さまざまな “ジブリ” が集まった屋内エリアで、短編アニメーシの映像展示や企画展示、子ども向けの遊び場、国内外の展覧会で制作された展示物を公開する倉庫が最大の見どころです。

「君たちはどう生きるか」から登場した新たな展示です。中央階段の右手では料理をしているインコマンの様子を見ることもできます。

「ジブリの大倉庫」創造の翼
© Studio Ghibli＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

■期間：
2024年3月16日（土）～

■開催場所：
ジブリパーク
愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園（モリコロパーク）内

■問い合わせ先：
株式会社ジブリパーク
url. https://ghibli-park.jp/