
【目次】
タイププロジェクト初のゴシック体がベース
「TPゴシック」は、タイププロジェクトの初のゴシック体のフォントとしてリリースされました。縦組みでも横組みでも使いやすく、汎用性が高いゴシック体です。年額30,000円(税込)で使えるサブスク型のフォントサービス「TPコネクト」から利用でき、UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト) 、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)の計6種のウエイトで展開されています。
長体率が異なるコンデンスとコンプレス
「TPゴシック」が正体であるのに対し、「コンデンス」は85%、「コンプレス」は70%の長体です。正体より文字の幅が狭いため、横組みでは字間・縦組みでは行間の方向の省スペースにつながります。

両フォントのデザインには、欧文にも工夫が見られます。
サブスク形式の「TPコネクト」で利用が可能
「TPコネクト」で利用できる今回のフォントは、macOSでもWindowsでも使えるOpenType形式で提供されています。収録字数は9,499字(StdN)です。「TPコネクト」の契約者であれば、追加の料金を必要とせずに利用できます。なお、「TPコネクト」は、タイププロジェクトが提供するさまざまなフォントを、年間定額で使えるサービスです。「TPゴシック」はもちろん、「AXIS Fontファミリー」「TP明朝」「TPスカイファミリー」「純明朝」「SST JP」「TP国立公園明朝」「都市フォント」および「四季フォントシリーズ」の全ての書体ファミリーが使い放題となります。
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長体への変形は各種のアプリケーション上で行うこともできますが、あらかじめ長体として設計されたフォントと比べると、無理やりに加工したような不自然さが残りがちです。今回の「TPゴシック」の長体シリーズを使うと、しっかり可読性を保ったまま、限られたスペースに見出しを作りやすくなります。
タイププロジェクト株式会社
URL:https://typeproject.com/
2024/04/08
