【目次】
“リアルファクトリー” がコンセプトの施設
「市谷の杜 本と活字館」は、2020年11月に開館しました。活版印刷と本づくりをテーマとした文化施設です。活版印刷の職場の一部が再現されており、文字(秀英体)のデザインや活字の鋳造から、印刷・製本までのプロセスが紹介されています。本施設のコンセプトは “リアルファクトリー” です。昭和初期の印刷機が稼働する様子や活版職人の姿なども “動態展示” の形で公開されていて、実際の動きが分かります。活版印刷のモノづくりを体験できる工房もあり、参加型ワークショップも開催されています。
https://archives.ichigaya-letterpress.jp/contents/virtualtour/
実際の雑誌に密着して印刷・製本の工程を紹介
今回の企画展「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」は、主に小学生を対象とした内容です。雑誌が完成するまでの多くの工程の中から、印刷と製本に焦点を当てています。会期が長めであることから、夏休みの自由研究にも活用しやすいでしょう。全ての解説文には読み仮名を振るなどの配慮もされています。
今回は「無線とじ編」具体的には、本展では「山と溪谷」の実際の製造の流れに沿って、雑誌がどのように印刷・製本されるのかをイラストや写真で解説しています。豊かな自然の写真を美しく再現する表紙印刷や、大型輪転機での迫力ある高速印刷、ばらばらの紙から1冊の雑誌へと変わる製本などについて知ることができ、臨場感がある工場の映像も必見です。
併設の喫茶での期間限定メニューも要チェック
もちろん本展は、子どもだけでなく大人も楽しめるような知的好奇心をくすぐる企画です。DNPの工場で使われている制服を着て写真撮影ができるコーナーなど、ユニークな工夫も散りばめられています。会期中に関連イベントなども実施予定です。1Fの喫茶では、本展の期間限定メニューも用意されました。カラフルな4色のインキをイメージした「CMYKフロート」が復刻されていたり、ざらめの粒を網点に見立てた「網点アイス(スクエアドット)」が用意されていたりと、企画展とあわせて楽しむことができます。夏に向けてもぴったりな “ひんやりメニュー” のラインナップです。
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■期間:
2024年6月8日(土)~10月14日(月・祝)
■開催場所:
市谷の杜 本と活字館 2F展示室
東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
■問い合わせ先:
大日本印刷株式会社「市谷の杜 本と活字館」
url. https://ichigaya-letterpress.jp/











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