本連載(本書)ではAfter Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化し、誰もが作りたくなるようなデザイン性の高い作例を紹介しています。ここでは、After Effectsのインターフェイスや環境設定、この連載で紹介するデザイン作例のサンプルデータなどについて解説します。
・連載予定
【Chapter 1 テキストモーションのアイデア】
第1回「イキイキと書き順で現れる! テキストストローク」
第2回「線を使ってひと工夫!アウトライン先行テキスト」
第3回「点滅しながら現れる ランダムフリッカーテキスト」
第4回「ポップな動きの大定番!ビニョビニョバネバウンスアニメーション」
第5回「エレガントさをプラス グラデ背景テキスト」
【Chapter 2 あしらいモーションのアイデア】
第6回「軌跡をグラフィカルに表現!なみなみ軌跡モーション」
第7回「スタイライズされた 波紋エフェクト」
第8回「全方位をカバーする!3D カードモーション」
第9回「万華鏡のように魅せる カレイドスコープモーション」
第10回「うるおい成分を表現!水滴フレーム」
※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。
(1)[初期設定の空間補間法にリニアを使用]
チェックボックスをオンにすることで、新しく作成するキーフ レーム間の動きがデフォルトでリニア(直線的)になります。オ フの場合は自動的にベジェ曲線で補間され、意図しない動きに なることが多いので、有効にしておきましょう。
(2)[位置プロパティの次元を個別に表示]
オフにすることで、位置プロパティがX、Y、Z 軸に分かれず に1つの値として表示されます。値が1つになるので管理がし やすく、モーションパスをベジェ曲線で編集できるという特徴 があります。本書では、初期状態を無効として必要に応じて次 元分割をしています。
(3)[アンカーポイントを新しいシェイプレイヤーの中央に配置]
オンにすることで、新しく作成するシェイプレイヤーのアン カーポイントが自動的にシェイプの中央に配置されます。アン カーポイントが中央に無い場合、回転やスケールを調整する際 に意図しない動きになるので、有効にしておきましょう。
(文・ヌル1)
After Effects を操作する際、プロジェクトの管理は非常に重要です。本書の作例では、簡易なフォルダーを作成し、それぞれのフォルダーにデータを格納しています。フォルダー構成は次の通りです。
「Comp」フォルダー
映像を構成するコンポジションを、「Main」と「Sub」 のフォルダー別に格納しています。
「Main」フォルダー
最終的なレンダリング出力やプレビューに使用する コンポジションを格納しています。レンダリングを 行うコンポジション名は、「Main」という名前に設定 しています。
「Sub」フォルダー
プリコンポーズしたコンポジションなどを格納して います。「Main」コンポジションで使用するための素 材用のコンポジションです。
「Footage」フォルダー
外部読み込みの素材ファイルを格納しています。画 像、音声、PhotoshopやIllustratorなどのデータといっ た各種メディアが含まれます。
「Solids」フォルダー
After Effects 内で作成された平面レイヤーや、調整 レイヤーといったレイヤーが格納されています。
コンポジション名:Main
最終的なレンダリング出力を行うコンポジションは、「Main」という名前にしています。
サイズ:1920×1080
ピクセル数は幅1920px、高さ1080pxに設定します。
フレームレート: 30fps
30フレーム毎秒(fps)に描画されるように設定します。
デュレーション: 作例によって異なります
コンポジションのデュレーション(動画の長さ)は、作例に よって異なります。
プリセットから“ ソーシャルメディア(横長HD)・1920 × 1080・30fps”を選択することで簡単に同じ設定にすることができます。
(文・サプライズ栄作)
Windows とMac の違いについて
本書の内容はMacとWindowsの両OSに対応しています。紙面では、どちらを基本にしているかはセクションによって異なります。MacとWindowsで操作キーが異なるときは、操作キーを Alt〔 option 〕のように表記しています。
* * * * * * * * * *
『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』
→ Amazon.co.jpからのご購入はこちら
→ 楽天ブックスからのご購入はこちら
「After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳」
この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著
●本書について「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。
Chapter 1 以降の作例を読み進める前に確認しておくと良いでしょう。
・連載予定
【Chapter 1 テキストモーションのアイデア】
第1回「イキイキと書き順で現れる! テキストストローク」
第2回「線を使ってひと工夫!アウトライン先行テキスト」
第3回「点滅しながら現れる ランダムフリッカーテキスト」
第4回「ポップな動きの大定番!ビニョビニョバネバウンスアニメーション」
第5回「エレガントさをプラス グラデ背景テキスト」
【Chapter 2 あしらいモーションのアイデア】
第6回「軌跡をグラフィカルに表現!なみなみ軌跡モーション」
第7回「スタイライズされた 波紋エフェクト」
第8回「全方位をカバーする!3D カードモーション」
第9回「万華鏡のように魅せる カレイドスコープモーション」
第10回「うるおい成分を表現!水滴フレーム」
※本稿は『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』の一部を再編集したものです。
「おすすめ環境設定」
After Effectsを効率的に使用するためにおすすめの環境設定を紹介します。本連載(本書)では、次の設定を前提に解説していますので、参考にしてみてください。(1)[初期設定の空間補間法にリニアを使用]
チェックボックスをオンにすることで、新しく作成するキーフ レーム間の動きがデフォルトでリニア(直線的)になります。オ フの場合は自動的にベジェ曲線で補間され、意図しない動きに なることが多いので、有効にしておきましょう。
(2)[位置プロパティの次元を個別に表示]
オフにすることで、位置プロパティがX、Y、Z 軸に分かれず に1つの値として表示されます。値が1つになるので管理がし やすく、モーションパスをベジェ曲線で編集できるという特徴 があります。本書では、初期状態を無効として必要に応じて次 元分割をしています。
(3)[アンカーポイントを新しいシェイプレイヤーの中央に配置]
オンにすることで、新しく作成するシェイプレイヤーのアン カーポイントが自動的にシェイプの中央に配置されます。アン カーポイントが中央に無い場合、回転やスケールを調整する際 に意図しない動きになるので、有効にしておきましょう。
(文・ヌル1)
「作例の解説について」
本書の作例のプロジェクト構成After Effects を操作する際、プロジェクトの管理は非常に重要です。本書の作例では、簡易なフォルダーを作成し、それぞれのフォルダーにデータを格納しています。フォルダー構成は次の通りです。

映像を構成するコンポジションを、「Main」と「Sub」 のフォルダー別に格納しています。
「Main」フォルダー
最終的なレンダリング出力やプレビューに使用する コンポジションを格納しています。レンダリングを 行うコンポジション名は、「Main」という名前に設定 しています。
「Sub」フォルダー
プリコンポーズしたコンポジションなどを格納して います。「Main」コンポジションで使用するための素 材用のコンポジションです。
「Footage」フォルダー
外部読み込みの素材ファイルを格納しています。画 像、音声、PhotoshopやIllustratorなどのデータといっ た各種メディアが含まれます。
「Solids」フォルダー
After Effects 内で作成された平面レイヤーや、調整 レイヤーといったレイヤーが格納されています。
「コンポジション設定」
本連載(本書)の作例で使用するコンポジションの設定は次の通りです。
コンポジション名:Main
最終的なレンダリング出力を行うコンポジションは、「Main」という名前にしています。
サイズ:1920×1080
ピクセル数は幅1920px、高さ1080pxに設定します。
フレームレート: 30fps
30フレーム毎秒(fps)に描画されるように設定します。
デュレーション: 作例によって異なります
コンポジションのデュレーション(動画の長さ)は、作例に よって異なります。
プリセットから“ ソーシャルメディア(横長HD)・1920 × 1080・30fps”を選択することで簡単に同じ設定にすることができます。
(文・サプライズ栄作)
Windows とMac の違いについて
本書の内容はMacとWindowsの両OSに対応しています。紙面では、どちらを基本にしているかはセクションによって異なります。MacとWindowsで操作キーが異なるときは、操作キーを Alt〔 option 〕のように表記しています。
* * * * * * * * * *
『After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳』
→ Amazon.co.jpからのご購入はこちら
→ 楽天ブックスからのご購入はこちら
「After Effectsモーションデザイン すぐに使える実用アイデア見本帳」
この / サプライズ栄作 / ナカドウガ / ヌル1/ minmooba 共著

●本書について「モーションデザイン(モーショングラフィックス)」という分野が成熟するに連れ、「映像制作」と「デザイン」との垣根が無くなってきました。映像クリエイターがグラフィックを手掛けたり、Webデザイナー/グラフィックデザイナーがモーションを制作するなど、表現の幅が広がっています。本書はこうした需要に応えるため、After Effectsの中でも「モーションデザイン」に特化した一冊としています。

編集部おすすめ