2024年12月2日(月)から1月13日(月)まで、東京ミッドタウン・デザインハブにて、第111回企画展「デザインの風が最初に触れる場所」が開催されます。バーチャル大学である「Tama Design University」の2024年度の活動の歩みを紹介する展覧会です。


【目次】

グッドデザイン賞も受賞したバーチャル大学

「Tama Design University」は、多摩美術大学TUBを拠点として、2021年に開始されました。今年はその枠組みがさらに展開され、デザインとアートの先端領域の探求が続けられています。

バーチャル大学「Tama Design University」の今年度の活動を紹介する展覧会がスタート
多摩美術大学TUBはYouTubeチャンネル登録者数も3万3,000人以上「Tama Design University」は誰でも学べるバーチャル大学で、スタート直後の2021年には研究者や実務家を招き、50のオンライン講座が無料公開されました。受講生は動画を視聴できるだけでなく、学生証が発行されることも特徴です。新しい学びのかたちを提案する取り組みが評価され、2022年度のグッドデザイン賞を受賞しています。

活動内容はWeb上で動画などでも公開中

本展では、その「Tama Design University」の今年度の取り組みが紹介されます。無料で入場でき、会期中には会場や多摩美術大学TUBで、講義・ディスカッション・ワークショプなどの多彩なプログラムが実施される予定です。2024年度の活動内容はWeb上でも紹介されており、イベントやディスカッションの内容の記事、動画などを閲覧できます。

バーチャル大学「Tama Design University」の今年度の活動を紹介する展覧会がスタート
相模原市大野小学校とのアート×環境教育 ワークショップ
URL:https://tub.tamabi.ac.jp/projects/5310/さらに進化を続ける「Tama Design University」では、5つのDivisionを展開中です。「AIとデザイン」「サーキュラーデザイン」「ストラテジックデザイン」「デザイン人類学」「遊びのデザイン」というカテゴリーが設けられています。

積極的な発信を続ける多摩美術大学TUB

本展は、多摩美術大学統合デザイン学科教授の永井一史氏が監修を務め、情報デザイン学科講師の高見真平氏がディレクターを担当しました。東京ミッドタウン・デザインハブ内にある多摩美術大学TUBは、2021年4月に開所された拠点です。

バーチャル大学「Tama Design University」の今年度の活動を紹介する展覧会がスタート
多摩美術大学TUBは、「 “まじわる・うみだす・ひらく” 」をコンセプトに掲げています。「デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場」です。
多摩美術⼤学のさまざまなステークホルダーや企業や社会⼈との協働による新しい価値の創出、学⽣だけでなく⼦どもから社会⼈まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示など、積極的な発信を続けています。「Tama Design University」も含め、今後の多摩美術大学TUBの取り組みにも要注目です。

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■期間:
2024年12月2日(月)~2025年1月13日(月・祝)

■開催場所:
東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 5F

■問い合わせ先:
東京ミッドタウン・デザインハブ
url. https://www.designhub.jp/

バーチャル大学「Tama Design University」の今年度の活動を紹介する展覧会がスタート
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