「α1 II」(「FE24-70mm F2.8 GM II」装着時)ソニーは、2024年12月13日(金)に「α1 II」を発売します。同社の「αシリーズ」のフラッグシップモデルとなるフルサイズミラーレス一眼カメラです。
【目次】
「α1 II」本体本製品には、最新のAIプロセッシングユニットが搭載されました。ディープラーニングを含むAI処理によって、高度な被写体認識が実現されます。人物認識で骨格や姿勢などの詳細に基づいた処理が行われることに加え、動物/鳥/昆虫/車・列車/飛行機といったさまざまな認識対象に対応しています。認識対象を自動的に切り替える「オートモード」が新たに追加されたことも特徴です。
「α1 II」での撮影画像この高度な被写体認識の恩恵を受けるのが追随AF撮影で「リアルタイム認識AF」と「リアルタイムトラッキング」の性能がさらに向上しました。対象が人や動物や鳥などの場合には瞬時に瞳へとフォーカスが合い、シャッターチャンスを逃しません。被写体の速度の変化に応じて、AF追随性の設定は「安定/標準/敏感」の3段階から選べるようになっています。
「プリ撮影機能」は、シャッターボタンを押す前の瞬間に “さかのぼって記録” ができる機能です。さかのぼる時間は、0.03秒から最大1秒前まで細かく設定できます。この機能は、シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉え、その後に全押しすると、全押しの前の部分の記録にも対応するという仕組みです。たとえば鳥が飛び立つ瞬間を撮影したい場合に、もしシャッターボタンの全押しが間に合わなくても、最適なタイミングの画像を得られやすくなります。
グリップの大きさやシャッターボタン、カスタムボタンの位置なども変更製品には、標準的な「FDA-EP19」と深型の「FDA-EP21」という2種類のアイピースカップも付属します。深型の「FDA-EP21」では、外部からの光を効果的に遮断して、より視認性が高められます。ソフトな素材とフィット感のある形で、ファインダー撮影も快適です。「FDA-EP21」は、2024年12月20日(金)から個別販売も行われる予定で、メーカー希望小売価格は2,750円(税込)となっています。
アイピースカップ「FDA-EP21」本体サイズ約136.1(幅)×96.9(高さ)×82.9(奥行)mm重量(本体のみ)約658g液晶モニター3.2型 TFT・4軸マルチアングルカードスロット2基(いずれもUHS-I/II対応 SDカード、CFexpress Type Aカード用のマルチスロット)ホワイトバランス2500-9900Kフォーカス検出方式ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式)測距点数最大759点(位相差検出方式)手ブレ補正イメージセンサーシフト方式5軸補正/中央8.5段・周辺7.0段静止画ファイル形式JPEG/HEIF/RAW* * * * * * * * * *
本製品は、従来機と同じく最大約30コマ/秒のAF/AE追従・ブラックアウトフリー撮影が可能なモデルです。さらに最新のAIプロセッシングユニットが搭載され、撮影したいシーンを的確に捉えるための性能が向上しました。有線LANによるデータ転送も2.5GBASE-Tに新たに対応しており、「Creators' Cloud」モバイルアプリであらかじめ設定することで、クラウドストレージからAdobe LightroomやGoogle Driveへの自動転送もできるようになります。
ソニーマーケティング株式会社
問い合わせ:050-3754-9555
URL:https://www.sony.jp/
2024/12/13
市場予想価格は99万円前後(税込)で、プロの撮影現場でも活躍が期待されています。
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AIを活用した高度な被写体認識の実現
「α1 II(ILCE-1M2)」は、2021年に発売された「α1」の第2世代にあたる最新モデルです。Eマウントを採用したレンズ交換式デジカメで、有効約5,010万画素の35mmフルサイズ(35.9×24.0mm)Exmor RS CMOSセンサーを搭載しています。回路の部分を画素領域と別の層に積層配置することで、高速信号処理回路が大幅に拡張されている積層型センサーです。画像処理エンジンには「BIONZ XR」が採用されています。

撮影したいシーンを逃さないための機能
狙ったシーンを逃さずにしっかりと撮影するための機能として、「連写速度ブースト」や「プリ撮影機能」などもあります。「連写速度ブースト」では、機能を割り当てたカスタムボタンを撮影中に押すことで、連写速度を事前に設定しておいたものに変更できるようになりました。たとえば15コマ/秒で連写中に、決定的な瞬間が来るタイミングで、最高約30コマ/秒まで加速ができます。
「プリ撮影機能」は、シャッターボタンを押す前の瞬間に “さかのぼって記録” ができる機能です。さかのぼる時間は、0.03秒から最大1秒前まで細かく設定できます。この機能は、シャッターボタンを半押ししながら被写体を捉え、その後に全押しすると、全押しの前の部分の記録にも対応するという仕組みです。たとえば鳥が飛び立つ瞬間を撮影したい場合に、もしシャッターボタンの全押しが間に合わなくても、最適なタイミングの画像を得られやすくなります。
カメラボディのデザインも前モデルから進化
本体デザインも、「α1」の前モデルから進化を遂げました。人間工学に基づいた設計でグリップの各部位の形状が見直され、しっかり手のひらで包み込んで握れるようになり、ホールド性が高められています。長時間握っていても疲れにくい形状で、望遠レンズの装着時や長時間の使用でも撮影者の負担になりにくいデザインです。

本製品は、従来機と同じく最大約30コマ/秒のAF/AE追従・ブラックアウトフリー撮影が可能なモデルです。さらに最新のAIプロセッシングユニットが搭載され、撮影したいシーンを的確に捉えるための性能が向上しました。有線LANによるデータ転送も2.5GBASE-Tに新たに対応しており、「Creators' Cloud」モバイルアプリであらかじめ設定することで、クラウドストレージからAdobe LightroomやGoogle Driveへの自動転送もできるようになります。
ソニーマーケティング株式会社
問い合わせ:050-3754-9555
URL:https://www.sony.jp/
2024/12/13

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