【目次】
日本でも広く知られる両社の合併
アメリカに本社を置くGetty ImagesとShutterstockは、日本でも広く知られているストックフォト企業です。両社の合併後は企業価値が約37億ドルとなり、引き続きニューヨーク証券取引所で「GETY」のティッカーシンボル(銘柄コード)で取り引きされます。Shutterstockの株主は、契約締結時に保有するShutterstock株(common stock)の1株につき、3つの選択肢からいずれかを受け取ることができます。具体的には「28.84870ドルの現金」「Getty Imagesの13.67237株」「9.50ドルの現金とGetty Imagesの9.17株」というものです。合併の完了後、Getty Imagesの株主は合併後の新会社の約54.7%を所有し、Shutterstockの株主は約45.3%を所有することになります。
合併後の新体制と今後の展望
合併後は、Getty ImagesのCEOであるCraig Peters氏が、そのまま新会社のCEOに就任します。新会社の取締役会は、同氏に加えてGetty Imagesが指名した取締役6名、Shutterstockが指名した取締役4名の計11名での構成です。そこには、現在のShutterstockのCEOであるPaul Hennessy氏も含まれます。合併後はより幅広いクリエイティブなコンテンツライブラリーを提供し、製品ラインナップを強化するとともに、新技術の提供などにも取り組んでいく予定です。両社の発表によると、3年目までに年間1億5,000万~2億ドルのコスト削減効果が見込まれ、2年目以降に収益とキャッシュフローの増加が見込まれています。
コンテンツの拡充や技術強化に期待
合併の具体的なメリットとして挙げられている内容のうち、エンドユーザーにとって特に重要なのは「最先端のイノベーション」や「補完的なポートフォリオ」です。革新的なコンテンツの作成や検索機能の強化が図られ、3D画像や生成AIテクノロジーへの投資も促進される予定です。新会社でも引き続きCEOを務めるCraig Peters氏は、今回の発表に伴い「業界全体で魅力的なビジュアルコンテンツに対する需要が急速に高まっている今、両社の合併にこれほど良いタイミングはありません」「お互いの強みを組み合わせることで、顧客の機会にさらに適切に対応できるようになります」といったコメントを寄せています。
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業界の大手であるGetty ImagesとShutterstockの合併のニュースは、大きな驚きをもたらしました。近年では、自ら情報を発信するユーザーの増加や生成AIの急速な台頭などの影響により、ストックフォトやロイヤリティフリー素材を提供する企業も大きな変革の時期を迎えているように感じます。両社の合併により、さらに魅力的なコンテンツ、使いやすいサービスが提供されることが期待されます。
Getty Images Holdings/Shutterstock
URL:https://www.gettyimages.co.jp/
URL:https://www.shutterstock.com/ja/
2025/01/14











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