【目次】
「画像でフォント検索」の使い方と検索のコツ
「画像でフォント検索」は、画像で使われているフォントを調べたいときに役立つ機能です。具体的なフォントの名前が分からなくても、該当するフォントや類似フォントに辿り着きやすくなります。

他社のサービス・機能との併用もオススメ
同じようなAI機能は、既にフォントメーカーの他社からも提供されています。「Morisawa Fonts」のサービスでの大きな特徴は、JPEG画像とPNG画像に加えてWebP画像への対応も明記されていることです。
実際にいくつかの画像で試しに使ってみたところ、精度はまだ完璧ではなく「フォントが見つかりませんでした」という結果になることも少なくありませんでした。あくまでも現在はβ版なので、今後のさらなる進化に期待したいところです。
書体選びにも強い味方となるコンシェルジュ機能
同じく「Morisawa Fonts コンシェルジュ」も、β版として機能の提供が開始されました。AIが「Morisawa Fonts」に関するさまざまなユーザーの疑問に答えてくれます。
わざといじわるな「リュウミンは可愛いフォントですか?」といった質問をしてみても、しっかりと「リュウミンは一般的に『可愛い』フォントとは呼ばれません」といった “忖度” のない回答が返ってきます。さらに、リュウミンは可愛いというよりは伝統的でフォーマルなイメージの書体であることも追加で解説されます。フォント選びの際にかなり便利な機能で、まさに「コンシェルジュ」という印象を受けました。


今回リリースされた2つの機能は「Morisawa Fonts」のサービスですが、モリサワ製品の契約ユーザーでなくても自由に利用できます。既に仕事などでモリサワのフォントを使っているデザイナーはもちろん、同社のフォントの今後の導入を検討しているユーザーにも役立ちそうな機能です。
株式会社モリサワ
URL:https://morisawafonts.com/
2025/01/20
