
【目次】
疑似エンボスの資料が制作された背景
高速オフセットでは、2024年から疑似エンボスを使った印刷サービスを提供しています。同社が取引先に配った2025年度のカレンダーでは、全ページに疑似エンボスが施されていました。

性質が異なる2つのニスでの擬似エンボスの表現
擬似エンボス印刷は、性質が異なる2つのニスを用いることで擬似的にエンボス(凹凸)を表現する方法です。高速オフセットが制作した資料では、ざらざらになる「はじきニス」とツルツルになる「光沢ニス」を使い分けて擬似的なエンボスの手触りを実現できる仕組みが解説されています。さらに今回の配布資料では、疑似エンボスにおすすめの用紙や同社で使用されている印刷機なども紹介されています。高速オフセットでは2024年2月に導入した菊全判ワイド/B1判対応の新型オフセット枚葉機で疑似エンボスを処理しており、この機械には環境に優しいノンVOCインキが使用されています。

PDF形式の配布資料を入手する方法
資料の入手方法は、まずダウンロードページにアクセスし、名前やメールアドレスなどの各種の情報をフォームに入力して送信します。するとメールアドレスにダウンロードURLが送られてくる仕組みです。●【デザイナー様・広告代理店様向け】疑似エンボスのてびき
URL:https://www.kousoku-offset.co.jp/documents/gijiemboss-for-designer/
●【おしゃれな印刷物を作りたい担当者様向け(広報担当者など)】疑似エンボス印刷
URL:https://www.kousoku-offset.co.jp/documents/giji-emboss-tebiki/
ダウンロードまでにひと手間はかかりますが、充実した内容の資料であるため、印刷・特殊加工についてしっかりと理解したいデザイナーには特におすすめできます。データ作成の方法や印刷仕様を決める際に知っておきたい注意点も詳しく解説されているので、疑似エンボスの採用を検討しているユーザーや実際に疑似エンボスを使った印刷物を制作するユーザーは手元に置いておくと便利です。資料はPDF形式のデータでの配布となっています。
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ざらざらとツルツルの異なる質感のニスを混在させる疑似エンボス加工でどのような質感に仕上がるかは、実際にサンプルを触って確認すると分かりやすいでしょう。高速オフセットでは、サンプルパターン集の無料請求も受け付けています。
株式会社高速オフセット
URL:https://www.kousoku-offset.co.jp/
2025/02/14

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