「Idemitsu Art Award 2025」Webサイト
URL:https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/index.html出光興産株式会社は「Idemitsu Art Award 2025」の作品募集を開始しました。次代を担う若手作家の発掘と育成を目的とした公募制の美術賞です。
2025年7月31日(木)までエントリーを受け付け、受賞・入選作品は12月に国立新美術館で展示されます。

【目次】

40歳までの若手作家を対象とした美術賞

本公募は「シェル美術賞」として創設され、2022年に現在の「Idemitsu Art Award」へと改称されました。1956年に始まった歴史のある美術賞です。現物審査にこだわり、1次審査から全ての応募作品を審査員が実際に見て審査します。

40歳までの若手作家を対象としていることも特徴で、今回の応募資格は1985年4月1日以降生まれであることです。エントリーの際に、生年月日を確認できる証明書などの画像が必要となります。

さらに、26歳以上と25歳以下では出品料も異なります。出品は1人につき3点までで、25歳以下(1999年4月1日以降生まれ)であれば、1点までは無料での出品が可能です。

「Idemitsu Art Award 2025」出品料 26歳以上25歳以下1点7,000円無料2点11,000円7,000円3点14,000円11,000円

2023年以降に制作された平面作品を募集

募集されているのは、ワイヤーによる吊り展示が可能な平面作品です。2023年以降に制作され、ほかの公募展などで入選していない作品が対象とされています(卒業制作展やグループ展などは除く)。作品サイズは162×162cm(S100号)以内、厚みは額縁・仮額を含めて15cm以内で、重量は30kg以内の規定です。

エントリー期間は2025年7月31日(木)までで、7月1日(火)~8月8日(金)の期間に出品料の支払いが必要となります。作品提出期間は送付提出の場合が8月21日(木)~8月22日(金)、直接提出の場合が8月23日(土)~8月24日(日)です。審査結果は9月25日(木)に事務局から本人宛に発送されます(電話での問い合わせなどには非対応)。


12月に国立新美術館で展示が開催される公募制の美術賞「Idemitsu Art Award 2025」
募集要項ページ(出光興産コーポレートサイト内)
URL:https://www.idemitsu.com/jp/fun/art/method.html

受賞・入選作品を国立新美術館で展示

本企画では、12月10日(水)~12月22日(月)に、国立新美術館にて受賞・入選作品を全点展示する「Idemitsu Art Award展 2025」を開催予定です。過去の受賞・入選作家3名による企画展も併設開催されます。12月12日(金)に表彰式と講評会が実施され、会期中には審査員と受賞作家によるアーティストトークも企画されています。

審査員は、埼玉県立近代美術館主任学芸員の大浦周氏、豊田市美術館学芸員の鈴木俊晴氏、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーターの竹崎瑞季氏、大阪中之島美術館主任学芸員の中村史子氏、シェル美術賞2009で準グランプリを受賞した作家・吉田晋之介氏の計5名です。グランプリ受賞者には300万円が贈られ、審査員賞/学生特別賞/入選に加えてオーディエンス賞も用意されています。

12月に国立新美術館で展示が開催される公募制の美術賞「Idemitsu Art Award 2025」
上段左から大浦周氏、吉田晋之介氏、下段左から鈴木俊晴氏、竹崎瑞季氏、中村史子氏* * * * * * * * * *

■応募締切(エントリー期間):
2025年7月31日(木)

■応募資格:
1985年4月1日以降生まれ/日本国内で手続き・発送・返却ができることが必要(国籍不問)

■賞:
グランプリ(300万円)
ほか

■問い合わせ先:
【エントリーフォームの入力方法・作品搬入・搬出などについて】
朝日カルチャーセンター内 Idemitsu Art Award事務局
【展覧会・個人情報の取り扱いなどについて】
ハート・アンド・アート内 Idemitsu Art Award係
url. https://www.idemitsu.com/jp/index.html

12月に国立新美術館で展示が開催される公募制の美術賞「Idemitsu Art Award 2025」
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